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桃
Aの目の前で俺のことを散々手が早いだとか、Aを汚すなだとか、言ったのに、さすが照史くんは勘が鋭い。
部屋に帰ってくるなり、「ほんまはちゃうんやろ？」って言われた。
橙「ジャニーズWESTになる前から知っててん、Aがコンサートの前に震えてるんとか、舞台裏での7WEST見てたら、何となくな？」
桃「知ってたんすか、」
Aがコンサートを怖いと言っていたことを知っているのは、俺たちだけだと思ってた。
Aに言わないで欲しいと頼まれたから、俺らはそれを隠し通していたつもりだった。
だから知っているのは俺らだけでいいと思ってた。
今日だって「言わないで」と言われたこのことは、7WESTでだけ共有しようって思ってたのに。
橙「グループになった以上、俺は覚悟してる。
どのメンバーの重荷も全部背負えるって思ってる。」
いろんな場面を思いだした。
けど、俺らが失敗をしたときも、道を踏み外しそうになったときも、どんな間違いをしそうになっても、
常に背中を見せてくれたのは、年上三人だったこと。
きっと照史くんだけじゃなくてほかの二人も、俺らに任せてくれてただけで本当は自ら手を差し伸べたかったんだ、と今分かった。
同じグループとなってデビューするのに、秘密は無い方がいい。
桃「聞いてくれますか、Aのこと。」
今まで7WESTだけが知っていたAのこと。
俺は全てを照史くんに話した。
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春(プロフ) - さきさん» 初めまして。丁寧なコメントありがとうございます。2は加筆修正作業をまだしているので、パスワードを付けさせてもらっています。もうしばらく待っていただけると嬉しいです。すいません。 (2018年12月23日 17時) (
レス) id: 9cacd0005c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 初めまして。ここで聞くのも失礼かと思いますが、僕らと彼女2を読みたいのですが、パスワードが分からないので、教えて欲しいです。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 764363980f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2018年6月6日 11時
