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「デビューおめでとう」



たくさんの人から言われたこの言葉に何度も何度も愛想笑いを浮かべた。

夜も寝れないまま始発で新大阪に帰ってきて、向かうのはいつものレッスンスタジオ。



橙「みんな表情堅いな?ははっ、」



シンと静まり返る移動者の中で照史くんがそう言ったけど、みんな苦笑いで笑えなかった。

いつも、あっという間に着くのに今日はやたらと長い気がするのは、重い空気だから。



赤「俺は諦めないっすよ、八人デビューの話。」

黄「…三人がどう言うか、やな。」



辛かった。苦しかった。

いつもみたいに楽しく笑えないのが、こんなにも辛くて苦しいなんて思わなかった。



*「…私も八人がいいです。」



ポツリと出た言葉が、私の精一杯の本音だった。

それを拾ってくれるのは、いつもみんなだった。



赤「同情なんかじゃない、俺は八人じゃないとテッペン目指せないと思ってます。」



八人でデビューする光が少し見えた。

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(プロフ) - さきさん» 初めまして。丁寧なコメントありがとうございます。2は加筆修正作業をまだしているので、パスワードを付けさせてもらっています。もうしばらく待っていただけると嬉しいです。すいません。 (2018年12月23日 17時) (レス) id: 9cacd0005c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 初めまして。ここで聞くのも失礼かと思いますが、僕らと彼女2を読みたいのですが、パスワードが分からないので、教えて欲しいです。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 764363980f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2018年6月6日 11時

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