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｢まったくよぉ……。良いように使いやがって……｣
結局、強引に連れてこられてしまった訳だ。
いつもナンパされるから、だなんておめでてー理由だわ。
確かに、アイツのルックスは悪くねぇ……っつーか、結構いい方だ。
暫くぶらついてたら、派手な化粧屋に止まった。
｢あ、A。これ、お前に似合うんじゃね？｣
｢え……！何、これ。めっちゃ可愛い！……！！あ、あ、アタシ、化粧しねーしっ！！｣
化粧してねーのにこの顔だったとはさすがに驚いた。
｢全く……派手な野郎だぜ。
マニキュアならいいんじゃね？｣
そう言うと、Aは、大きな瞳をさらに見開き輝かせた。
｢え！！欲しい！！買う！！お前、天才じゃね？マジ感謝。家帰ったろ塗ろー。｣
無邪気な笑みを浮かべ、言う。
｢あ！これ、宇髄に塗りたい。目の周りに。｣
そう言い、差し出したのは真っ赤な化粧だった。
｢良いぜ。お前のマニキュアと俺の赤の化粧な。じゃ、金出せ。｣
｢はあ？まー、着いてきてくれたお礼も兼ねて、りょ。｣
そう言い、1000円札を出した。
会計を済ませ、2人で一緒にアパートへ帰った時には、もう夕方だった。
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お酒 - 続き書いてください！！見たいです！！ (2021年6月2日 22時) (
レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2020年7月11日 22時
