【鬼滅の刃】〇〇してみたされてみた

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･時透無一郎

『ごめんねほんとに...』

看病してくれている無一郎くんにそういうと

はああ、と呆れたように大きな溜息をつき


「Aは頑張りすぎ、これから絶対無理はしないで」


と少し怒ったように私に言った。


『いやでも』

「でもじゃない」

『ｲﾃｯ』

全然頑張ってないよ、と言おうとした瞬間おでこにでこぴんをされた。そして無一郎くんはさっきよりも怒った顔で




「 分 か っ た ？ 」


『あっ、ハイゴメンナサイ...』


とんでもない威圧でにこにこしながら聞いてくる無一郎くんに私は頷くしかなかった。






･伊黒小芭内

熱を確かめようと伊黒さんの手の甲が私の頬に触れた。

ひんやりとした冷たい手が熱を帯びている私の頬にはとても気持ちよくって

「まだ熱いな」

と言って離れる伊黒さんの手をぱし、と掴みそれを自分の頬に再び引き寄せた

『伊黒さんの手めっちゃ気持ちいいです...』

やばいめっちゃ気持ちいいいい、と暫くすりすりしていたが余りにも伊黒さんの反応がなかった為、伊黒さんを見ると俯いて片手で顔を抑えていた。


隙間から見える伊黒さんの耳は真っ赤に染まっていた。






･不死川実弥


まるで事務のように何も喋らずさっとタオルをかけてそそくさと立ち上がって部屋から出ようとする不死川さん。


え、と思い思わず立ち上がろうとする不死川さんの手を掴んでしまった。


「...なんだア」

『私の事嫌いですか』

「ハア？なんでそうなるんだよ、俺がいたら寝れねえだろ」

と、どうやら私の事を気遣って早く出ようとしてくれたらしい。


『傍に、いて欲しいです...』


1人で寝るより不死川さんが居て欲しいと思った私はそんなことを口にしてた。

不死川さんはびっくりしたように目を開き、少し顔を赤らめながら顔をふい、と横に背け

「...わぁったよ」

と言って私の隣に座り、てをきゅっと握り返してくれた。




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