他の男に接吻されたら ページ21
麗羽さんリクエストありがとうございます!!
・竈門炭治郎
「AもAで...何で拒まなかったの」
と悲しそうな、怒ったような顔で私の腕を強く握りながら言った。
拒まなかったんじゃない、怖くて身体が動かなかった。
"拒めなかった"
「...っ、ごめん...なさい」
視界がぼやける。接吻をされた唇がただただ気持ち悪い。
後悔、不快感、悲しみ、色々な感情が入り混じっている匂いを感じ取ったのだろう、炭治郎ははっとして
「...ごめん、俺.....1番傷ついたのはAだよな...なのに...ごめん俺責めるような事言って」
と自分を責めるようにいった。怒りたくなるのもそれもその筈だ、自分の好きな相手が他の人に接吻されたのだから。
しかし炭治郎はどこまでも優しく、傷付いている私を見て優しく抱きしめてくれた。
あの男の唇の感覚がまだ残っているのが堪らなく
...嫌だ
「炭治郎」
「....して」
「最初からそのつもり」
そう言うと私の顎を優しく掬い、他の男にされた唇を消すかのようにそっと口付けした。
・嘴平伊之助
「...テメエ!!!」
と私に接吻してきた男に殴りかかりものの数秒でボコボコにした。
そして私の腕を掴み部屋に連れていくと乱暴に押し倒し
「お前も...ほいほい男について行くんじゃねえ」
と怒りながら言い、そして私に荒々しく口付けをした。
その口付けは次第に深くなっていき、貪り噛み付くような接吻に気が遠のいてしまいそうになる。
「...っは、」
ようやく唇が離れる。意識が朦朧とする中、
「お前は俺のモンだ」
分かってんだろうな、と耳元でいつもより低い声でそう囁いた。
・我妻善逸
「Aちゃん油断、しすぎじゃない?」
そう言うと強く私を押し倒し、押し返そうとする私の手首を掴み片手で拘束し頭の上に置いた。
「Aちゃんに触れれるのは俺だけでいい」
と真剣な、そしていつもとは違う獣のような目で私を見つめながら言った。
そして少し強引に私に口付けをした。
何度も何度も角度を変えて噛み付くような接吻に逃げようとするも、手を拘束させられている上に押し倒されているため出来ない。
(...っ、も、むり、)
酸欠で意識が遠のいていきそうになる。
それに気付いた善逸は唇を離し
「ごめん、少しやり過ぎちゃったね」
と全く悪びれもなさそうに言い、舌舐めずりをしながら妖しげに笑った。
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莉緒君 - 作者さん最高です!シロさんとマヤさんリクナイス!永遠さんに共感…。美紀さん、まじそれなです。最後にタメ口…。なんか誰かとネッ友になりたい! (2021年4月29日 23時) (レス) id: a74570673b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 鬼滅の刃大好きです最高です完結おめでとうです (2020年12月3日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
永遠 - 女性陣女神。養いたいでs (2020年11月14日 16時) (レス) id: c92df6b0c7 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - ハイハイ!! リクエストします!お酒飲んだ勢いで他のみんなの前で抱きついたら!お願いします! (2020年7月21日 13時) (レス) id: 0609f4bfd8 (このIDを非表示/違反報告)
空駆ける味噌 - 好きです!!童磨さん尊い!!!(笑) (2020年5月27日 8時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるまめ | 作成日時:2020年1月1日 1時