【鬼滅の刃】〇〇してみたされてみた

･ ページ19

･宇髄天元

「派手にひでえ顔だなア」

と優しい声でふ、と柔らかく笑いながら言い、私の涙を掬う。

「うるざいでず」

泣きながら酷い顔で宇髄さんを睨むと

「はいはい」

よしよーし、とまるで泣きじゃくる子供をあやす様に抱きしめて背中をぽんぽんした。




･時透無一郎

私の顔を見てびっくりしながら駆け寄ってきて

「なんで泣いてるの」

と心配そうに顔を覗き込んできたものだから急いで目を腕で擦るとパシ、と腕を掴まれ

「駄目だよ、Aの目が腫れちゃうでしょ」

と自分の服の裾で優しく涙を拭いてくれた。「それに」と口を開き

「僕には隠さずありのままのAを見せてよ」

と少し不貞腐れたような声でいった。





･伊黒小芭内

私が口を腕で押えながら声を押し殺して泣いていると伊黒さんが来てぱさ、と自分の羽織を頭にかけてくれた。

「...っありがとうございます」

と泣きながら言うと

「礼などいらん」

とぶっきらぼうにいいながらもずっと傍にいてくれた。




･不死川実弥

「なんで泣いてんだよ」

「泣いでないでず」

と強がっている私を見て不死川さんははあ、と溜息をつき

「オイ」

と手を広げながらこっちを見た。理解出来ず

「なんでずが」

というと

「.....っぶち殺すぞテメエ...」

何でわかんねえんだよ、と言ってもう一度溜息をつき

「抱きしめてやるからこっち来いって言ってんだよ」

と目線をそらし顔を赤らめながら言った。





･黒死牟

「どうした」

と心配そうにこちらに駆け寄ってきて

「誰かに泣かされたのか」

そいつを殺してやると言わんばかりにと刀に力を込めながら聞いてきた。

違う、と首を振ると

「...そうか」

といいぎこちなく頭を優しく撫でてくれた。

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