【鬼滅の刃】〇〇してみたされてみた

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･煉獄杏寿郎

「な、なんでしょうか、」

ぱし、と手を掴まれたと思いきや

「すまない！君の顔が余りにも整っていて美しいからつい手を掴んでしまった！！」

全然悪びれもなさそうに言ってきた。

と続けて

「そこに美味しい甘味処がある。一緒に行かないか」

あ、いや大丈夫です、と断る前に私の腕を引き強制連行された。



･宇髄天元


「申し訳ねえがここの場所分かるか。」

と急に尋ねられ案内するとお礼に、と美味しいご飯をご馳走してくれた。

なんとまあ宇髄さん(教えて貰った)の話が上手で面白くてその後も会うほど親しくなった。

いつもどうりご飯を一緒に食べ、話の話題が私たちが出会った話になると突然

「俺あの時お前に一目惚れしてわざと道を尋ねて仲良くなろうとしたっけなア」

と息を吐くように告げられた。





･時透無一郎


最近髪の長い綺麗な顔をした1人の男の子をよく見かける。

私の行きつけの少し街並みから外れた甘味処にいる男の子。

そこの甘味処は人気のない所にあり、こじんまりしているため知っている人はごく少数だ。

そのためいつもはお爺さんお婆さんしかおらず、私と同じくらいの年齢の子は初めて見た。

話しかけてみたいな、と思うも勇気が出せずにいた。すると突然その男の子は甘味処に現れなくなってしまった。

あの時話しかけてれば、と少し後悔した。毎回来る度にあの男の子を探してしまうが、やはりいない。

2.3ヶ月か経っていつものようにそこの甘味処に行くとずっと探していた男の子がいた。もう機会は今しかないと思い

「あの！」

と声をかけると、まるで私が声をかけるのを知っていたかのように

「嬉しい、やっと話しかけてくれた」

とふにゃと嬉しそうな笑顔をし、その男の子は言った。



きっと無一郎くんは自分から行かずわざと貴方の前に現れたりいなくなったりすることで貴方の気を引き、気にならせようとする頭脳派です。(作者の考察)

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