ヴァンパイア達のプリンセス

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痛みに耐えていると、なんとなくだけど


血を飲まれてる感じが分かった。




服が邪魔なのか、肩を無理矢理出される。















驚いたことに、痛みにはすぐ慣れる。

まぁ、痛いものは痛いけど。
















YG『は…ｯ…』











キバが離れて、目の前にはユンギさん。










YG『美味すぎ……』





そう言って、さっきまでかんでいた場所に残っている血を舐められる。






YG『痛くねぇの、？』






「痛いですけど…」






YG『余裕だな』







「…」






ユンギさんの口の端には、血。

服にもちょっと付いてる。





口についてる血を舐めると、また笑う。







YG『予想以上だわ…』







今度は、無理矢理唇を当ててくる。




「んぅ、ｯ…」







YG『血も好きだけど、キスも好きだから』
















意味の分からない事をまた言って、唇を合わせる。










好きでもない人からのキスなんて、って思うかもしれないけど、



それどころじゃなんで。←

















「ふ、ｯ…ユン、ギさ、、」








スっと離れて行くユンギさん。









私達を繋いでる糸は、だらしなく垂れてく。












YG『…お前、女としても最高じゃねぇか』









「ｯ…」














YG『…お前の血…なんでこんなに甘いんだろうな』







「わ、分かりません、！」








YG『…いいね。俺を虜にする血。』







「…」








YG『…俺を虜にさせる体みたいだしな？』







「…ピョンテですか、ユンギさん」






YG『そりゃあね？今まで…理性を抑えてお前と接してるわけだしよ』






「ｯ…」





YG『そーゆー顔。１番そそるから。』







「………もう嫌です、」







恥ずかしすぎる…













YG『悪ぃけど』








「？」




















YG『もう少し…楽しませてもらうわ』






「何言って…ｯ」






























私を抱き抱えると、ヒュンッて屋敷へ飛んでいく。





リアルジェットコースターみたいな。
















ユンギさんの部屋の窓を、雑に開ける。


そして私も、雑に放られる。←
















YG『…まだ…残ってんだろ』







私が放られたのはベッドの上。


…ヤバい？

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