２９ ページ30
「ホソクさん、…」
HS『ん？』
「…、何してるんですか」
HS『…バックハグ？』
ベッドに転んでたら、そのままモゾモゾ入ってきたホソクさん。
…あの、遠慮とか…
しかもバックハグつき。
「えっと…リビング、大丈夫なんですか？」
HS『えー、僕難しい話嫌いなんだよね』
「…」
ダメだ
戻る気ないじゃん
HS『…なんで僕がついてきたのか、分かる？』
「…え？」
HS『Aが、襲えると思って』
「ピョンテ…」
HS『だから、初日に言ったでしょー？ヴァンパイアは怖いんだよ？』
「…はい…」
HS『僕で何人目？』
「…４人目です」
HS『…君の血は美味しいの？』
「…包丁で切った時は…鉄の味しかしませんでした」
HS『ふふ、ヴァンパイアと人間って舌のつくりが違うんだよ』
「…そ、なんですか」
HS『あーぁ、Aって馬鹿なの？馬鹿でしょ、…ヴァンパイアは危ないって言ってるそばから…聞いてる？』
「聞いて…ます」
HS『だぁーかぁーらぁっ、寝たら襲っちゃうよ！？』
「…、ホソク、さん」
私は眠いんです。
HS『な、何？』
「うるさい」
HS『…』
静かになったなよし
「っあ、っ」
HS『ふ…っ、、』
「ちょ、っ、ぁ、ぅ」
HS『…お仕置き』
「…痛い…」
HS『お仕置きは痛くなきゃ…』
グイッと掛け布団が上がったかと思うと、私の腹あたりに跨っているホソクさん。
真っ暗だ。
目が慣れてホソクさんのシルエットが見えてくると、猫みたいに背を曲げて私を見下ろしていた。
HS『立場分かってんの？』
「っ、」
HS『君は…僕らが飲みたい時は餌になって…僕らが欲を満たしたくなったら…女になるんだよ…？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2829人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ (2022年3月12日 17時) (
レス) @page33 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
mickey JM_(プロフ) - すごく面白くてずっとドキドキでした！続き楽しみにしてます！更新どうぞよろしくお願いします！ (2020年1月9日 3時) (レス) id: 1049690fed (このIDを非表示/違反報告)
てぎてぎ - めっちゃ面白いです！ハマりましたw更新待楽しみにしてます (2019年1月18日 23時) (レス) id: ac34a0d44c (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 雑食おおかみさんの小説は全部読んでます！ どれも面白くて最高です！ 日々の生活が忙しいのは重々承知していますが、更新のほうをよろしくお願いいたします！！！ (2019年1月14日 16時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
てひょな - 続きって、もう出したんですか？すいませんなんも知らなくて…… (2019年1月5日 12時) (レス) id: ac34a0d44c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雑食おおかみ
x他1人 | 作成日時：2017年10月13日 7時
