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秀吉side
俺はAの献身的な看病によりすっかり体調が良くなっていた。
これからまた、同じ毎日が始まる。
ただ一つを除いては。
俺は今Aの部屋へ向かっている。
ふすまを開けると布団の中で横になっているAがいた。
「A、具合はどう?」
頬を赤く染め、とろんとした目のAに話しかける。
「どうって…これ絶対秀吉さんのせいですからね…!」
そう今度はAが風邪を引いてしまったのだ。
確かに改めて思い返すと俺はキスしたり抱きしめたり風邪が移るようなことばかりしていた。
うーん、申し訳ない。
俺はAの耳元で囁いた。
「今度は俺が看病する番だね」
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作者名:旅人H** | 作成日時:2018年1月20日 20時