83度目の人生 ページ41
結局あのまま私達は藤の家紋がつくこの飯屋兼旅館に泊めてもらい、朝ごはんを食べてから家へと帰ることになった。
『皆さん…ご迷惑をお掛けしてしまってすみませんでした……急なお願いに答えて下さりありがとうございます。』
私がそう言って頭を下げればみんなも頭を下げる。
藤家1「いえいえ!鬼狩り様のお役に立てたなら本望でございますゆえ!」
藤家2「またいつでもいらして下さいまし!」
そう言って彼女たちも頭を下げる。
はたから見たらお互いに頭を下げあって何をしてるんだと言った図だろうなと思いながら顔を上げる。
『これ…足りないとは思うんですが納めてください…今度足りない分は払いますので…』
そう言いながら懐から重たい巾着を出して近くの女性に渡せば、こんなに沢山貰えません!!と押し返される。
『えぇ?足りないと思うんですけど?』
藤家1「いえ!夢幻様から頂くなど…」
それから一時渡すいらないの合戦を繰り広げ、私はこれじゃあ拉致があかないと、一番奥にいた奥さんに巾着を投げ、みんなの手を取ってその場を走り出す。
『ご馳走様でしたー!!美味しかったのでまた来ますねー!』
あははっと笑いながら後ろを向いて手を降れば、皆呆れたような顔をしながら私を見ていた。
『えぇ!?なんで!?』
伊「そういうところだぞ。」
実「はぁ。」
と言うように何故か呆れモードになったAだった。
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鮭大根(プロフ) - ウェーイ( ・∇・)面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年8月23日 2時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - や、やばい!続きのお恵みをっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年8月23日 0時) (レス) id: 11a9c593be (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます!頑張って続き書いていきますね! (2020年7月5日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
絢 - この話すっごく好きです!続きも楽しみにしてます! (2020年7月1日 17時) (レス) id: 456d2e2709 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - つむ狐さん» ありがとうございます!更新停止してしまっていましたが、これからまた更新を頑張っていくのでお願いします! (2020年6月23日 5時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年5月13日 20時