32度目の人生 ページ37
それから少し悲鳴嶼さんとお話して、子供たちはまだ寺にいるということが分かった。
悲鳴嶼さんが怪我が治り次第迎えに行くと言ってはいるが、結構な深手のために直ぐに迎えに行けないだろうということで私が迎えに行くことになった。
そして、育てて欲しい剣士とは彼の事で、悲鳴嶼さんには剣士の才能があるそうだ。
悲「本日からよろしく頼む。」
そう、悲鳴嶼さんは住む場所から離れ、御館様の屋敷で保護されていたのだ。
そして彼を育てるために私の屋敷に住まわせて欲しいらしい。
『は?え?え、それって私がやらないとだめですか?正直いってめんどくさいですし、柱としての任務が多すぎてまだ7歳のこの体では流石にきついですよ…』
耀「なら、任務を減らそう。そして行冥を育てきるまでAには近場な任務をださせてもらうよ。」
任務の減少に加え、近場の任務…
これなら、この寝不足もどうにかなるのでは?
いや、でも悲鳴嶼さんは他の人の元で育ったのでは?
『本当に私じゃないとダメなんですね?』
耀「うん、そうだよ。Aに頼みたいんだ。」
『んー…はぁ……もうわかりました。いいですよ、私でよければ。』
そう言った瞬間御館様と悲鳴嶼さんの顔はぱぁっという効果音がつきそうなほど明るくなった。
『あぁ、でも…家に来るの明日からにしてくれませんか?』
耀「それはどうしてだい?」
『ずっと任務で帰れていなかったんです。片付けをさせてください。』
悲「そんなこと気にしなくても大丈夫だ…私も手伝おう。」
『悲鳴嶼さんはまだ怪我が完治していないでしょう?そんな体で片付けなんてさせませんよ。』
そう言えば承知致したと言って引き下がってくれたのでよかった。
さぁ、急いで家に帰らねば。
どれ程の激痛が来るか分からないからね。
そう思い、席を立てば御館様から晩の誘いがくる。
んんん、めちゃくちゃ一緒に食べたい…
あまね様の料理、本当に美味しいんだよなぁ…
『あー、ごめんなさい!今日はもう晩御飯が用意してあるんです…実は晩御飯の準備をしてるときに弥生が来たもので…』
なので本日は遠慮させて頂きますねと言って足早にその場を去らせてもらった。
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麗夜(プロフ) - 梅干し太郎さん» 好きですって言ってもらえてすごく嬉しいです!!はい!これからも頑張ってきますのでよろしくお願いします! (2020年5月12日 6時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - この作品好きです!頑張ってください! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 15eefd5e4e (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 藍さん» はい!更新頑張ります!自分が書いた夢小説を面白いと言って貰えるのすごく嬉しいです!ありがとうございます (2020年5月4日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 更新楽しみにしています!面白かったです!! (2020年5月4日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - スノームーンさん!!こちらの作品も読んで頂いてるとは…!!嬉しさの極みです!こちらの更新も頑張るので是非読んでください! (2020年4月30日 1時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年4月16日 8時