8度目の人生 ページ11
あんなつもりじゃなかった。
重ねてしまった、あいつらとこちらの母と父を。
全然ちがうのに。こちらの両親は暖かくて優しいのに。傷つけてしまった。
やはり私は転生してもアイツらの娘なんだ。
人を傷つけることしか教わらなかったから。
『ごめんなさい…とうさま、かあさま』
?「随分と人間らしくなったねぇ」
急に目の前にあの時の神様が現れる。
『神…さま……』
神「ふ、ふふふ、あははははっなにその間抜け面!表情が豊かになったんじゃない?ねぇねぇ」
そう言って私の頬を引っ張る。
『いひゃいれす。はなしぇ!』
げしっと蹴りを入れたらいててと言って頬を引っ張るのをやめてくれた。
神「何も蹴ることないじゃないか。ん、そうだ!ねぇこんな所にいていいの?今頃、君の家に来訪者が来てると思うんだけど。」
嫌な予感がする。
『来訪者…?もしかして、』
神「えーっと、鬼舞辻無惨、だっけ?鬼の始祖様ぁ!いぇーい!」
何を笑っている。
何がおかしい。
急げ、動け、母と父が殺される。
『かあさま!とうさま!!』
神「あ、まってまって!これ!!これあげる!!」
そう言って神は1本の刀を投げてきた。
『日輪刀…?』
神「そうそう!それ!ねぇ、早くいろんな表情を見せてよ!憎しみに染った君の顔は綺麗だろうなぁ。」
『この糞変態野郎…次あったら切り刻んでやる。』
私はそう遠くはない家へ全力で走った。
その後ろ姿を見た神は狂気に染った笑みを浮かべ次の瞬間には消えていた。
385人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麗夜(プロフ) - 梅干し太郎さん» 好きですって言ってもらえてすごく嬉しいです!!はい!これからも頑張ってきますのでよろしくお願いします! (2020年5月12日 6時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - この作品好きです!頑張ってください! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 15eefd5e4e (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 藍さん» はい!更新頑張ります!自分が書いた夢小説を面白いと言って貰えるのすごく嬉しいです!ありがとうございます (2020年5月4日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 更新楽しみにしています!面白かったです!! (2020年5月4日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - スノームーンさん!!こちらの作品も読んで頂いてるとは…!!嬉しさの極みです!こちらの更新も頑張るので是非読んでください! (2020年4月30日 1時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:麗夜 | 作成日時:2020年4月16日 8時