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「Aちゃんとテヒョンアは、時間、大丈夫？」
「ん〜。A、もうそろそろ行こっかあ」
日本語が上手なジミンさんに助けられて順調に進んだご飯会もお開きの時間だ。ジミンさんからテヒョンさんの色んな面白い話や写真を見せてもらって、最初は緊張でガチガチだったけど途中からはお腹が痛くなる程笑っていた。
「今日は、ありがとうございました…！」
「Aちゃん、テヒョンアに困ったら僕に言ってくださいね」
もう少しお店に残っていくらしいジミンさんに手を振られて、私はぺこりとお辞儀をする。ジミンさんの横に座ったジョングクさんは、途中からずっと食べることに集中していて声を聞いていなかった。…昨日、警戒しすぎて色々失礼なこと言ったから、謝っておいた方がいいかな。そう思って、部屋を出ていこうとするテヒョンさんの腕を掴んで、立ち止まった。
「テヒョンさん、あの、通訳してください…」
そうお願いすると、テヒョンさんに頭を優しく撫でられた。多分、いいよってことだと思う。何て言おうか悩んだけど、まっすぐがきっと一番良い。
「あの、ジョングクさん」
「昨日は、失礼なこと沢山言って、すみませんでした。…でも、昨日言ったことは、今の私に考えられることの全部です。ジョングクさんに何を言われても、テヒョンさんと別れたりする気は一切ありません。」
テヒョンさんの手を掴む力を強めると、それよりも強い力で握り返してくれた。テヒョンさんが韓国語にしてジョングクさんに伝えてくれて、ジョングクさんも、その横のジミンさんも真剣に話を聞いてくれている。
「確かに、テヒョンさんに頼りきりすぎていたって、ジョングクさんに言われて気がつきました。だから、頑張ります。テヒョンさんのこと支えられるくらい、かっこいい彼女になります！」
「っだ、だから、テヒョンさんを、私にください……！」
よし、言い切った。頑張った、自分。できるだけまっすぐ強い力でジョングクさんを見る。あとはテヒョンさんが通訳して伝えてくれれば良いのだけど…。
「テ、テヒョンさん？」
ちらりと横目で伺ったテヒョンさんは、声も出ないくらいに大爆笑していた。なんで。
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るめ(プロフ) - ジャスミンさん» ジャスミンさん、すごくすごく嬉しいコメントをありがとうございます…！テヒョンの持つふわふわしていて優しい雰囲気で幸せなお話を書きたいと思っていたのでそう言って頂けるとすごく嬉しいです^^！これからもお暇な際にぜひお付き合い下さい！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: c680f383ae (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン(プロフ) - なんかもう、ずっとずっとこのお話の2人を読んでいたいし 幸せ気持ちになるし何度も何度も読み返しました(;_;) 癒しをありがとうございます更新楽しみにしてます。るめさんの文章力、文才、表現力に乾杯(;_;) (2019年9月28日 2時) (レス) id: a2850f3adc (このIDを非表示/違反報告)
るめ(プロフ) - 千晃さん» 千晃さん、そう言って頂けてすごくすごく嬉しいです^^* まだ少しこの2人のその後のお話は続いて行きますので、よければお付き合いください！コメントありがとうございました！ (2019年6月19日 20時) (レス) id: c680f383ae (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - もっとこのお話読んでたいです！！続きも楽しみにしてます！！！！！ (2019年6月17日 17時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
るめ(プロフ) - ねおさん» ありがとうございますーー！！そう言って頂けるのが一番の更新の励みになります！コメントありがとうございました。これからもお暇な時間に読んでやってください♪ (2019年6月14日 2時) (レス) id: c680f383ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るめ
| 作成日時：2019年5月15日 1時
