第78話 大人げない？いいえ、子供です ページ33
自信があるものは高得点……ね。
「嵐山〜」
嵐「お、林檎」
「これまでの最速タイムって何秒？」
嵐「そうだな、緑川の4秒だな」
「りょーかい。ありがと」
嵐「いや。林檎、入隊おめでとう」
嵐山と少し会話した後、遊真と同じ訓練室に行く。
多分いつもと同じなら……。
木「初めてなら1分を切れればいい方ね」
木虎が後ろでそういってるのが聞こえた。
そして、2号室で一分を切ってる人がいた。
あ、あの三バカリーダーだ。
記録は58秒。
うん、まぁハウンドを使ってるならなかなかってところかな。
「そうだ、木虎は何秒だったの？」
修(秒、決定なんだ……)
修が通常運転の汗をかいて眼鏡をキラーンってさせてる。
おかげで目がよく見えない。
まぁ、私もおんなじ状態だと思うけど。
木「9秒です。緑川に記録は抜かれてしまいましたが…」
「お、なかなかだね。まぁ、遊真が新記録出すと思うけど」
5号室に遊真が入った。
あ、私もそろそろ番が来る。
さぁて、遊真はどれくらいの記録をたたき出すんだろうね？
まぁ、それを超えてこその私だけど。
≪3号室用意≫
ふぅ、と一息つき目を閉じる。
≪開始！≫
一気に片を付ける。
自己最速を目指して。
適度な重さの刀を思いっきり降ると同時に跳躍して弱点の眼を狙う。
パキ
軽い音が聞こえて着地する。
うん、これはかなりいい成績なんじゃないか？
≪……≫
「すみませーん、記録お願いしまーす」
といっても見えてるんだけど。
≪…れ、……0.5秒……！？≫
ふむ、こんなもんか。
多分満点貰えるとおもうんだけど…どうだろう？
遊「やるね、先輩」
「まぁね、後輩」
私は後輩だろうが何だろうが全力で取り組んでいくスタイル。
大人げない？
いやいや、今は子供(18歳)だよ。
「嵐山、ちょっと千佳ちゃんのほうが心配だから行ってもいい？」
嵐「ああ、いいぞ。それにしてもすごいな……」
「そうでもないんだよね。練習してただけだし……。それこそ一番最初はどれくらいだったっけ？…木虎とかと一緒かな？」
嵐「それでも十分早いんだけどな」
苦笑しながら返された言葉をまぁね、と軽く流してスナイパーの訓練場へと向かう。
迅がチカちゃんのトリオン能力の高さを言ってれば大事にはならないと思うけど……。
続く (更新停止中)
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syun - 面白かったです！迅さんともっと絡んでほしい！続き待ってます (2016年7月28日 19時) (
レス) id: 8186d38d99 (このIDを非表示/違反報告)
せきらいん - ぅゎ林檎さん容赦なぃ 面白かったです、更新頑張ってください。 (2016年6月3日 3時) (レス) id: 117e6ef6eb (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - やばい！続きがきになる！！更新頑張ってください！！ (2016年2月23日 22時) (レス) id: 216997d988 (このIDを非表示/違反報告)
璃莠(プロフ) - 音階さん» 了解しました！この作品がもっと有名になるように陰ながら応援しますｲｬｯﾊｱｧｧｧ(｀･ω･´) (2015年10月29日 0時) (レス) id: 267a029a19 (このIDを非表示/違反報告)
音階(プロフ) - 璃莠さん» 応援ありがとうございます！自分でも確認してるつもりなのですがやはりミスが出てしまうので、見つけたらご報告お願いします (2015年10月28日 23時) (レス) id: 5810283552 (このIDを非表示/違反報告)
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