第57話 大きな子供はお断り ページ12
「で、写真は削除な？」
米「ハイ」
現在、私の周りに集まっていた人を問答無用で正座させてお説教の最中。
三輪君と風間さんはあんまり関係ないから適当にいてもらっている。
「いつから見てた？」
太「一番最初は迅だろ？その次は俺と風間さんで、あとで米屋と出水、で嵐山と空閑の順番だ」
なるほど、迅はサイドエフェクトで見えてたな。
迅「いやいやいや！誤解だから！本当にたまたま通りがかって誰か寝てるなーって思ったら林檎だったんだって！！」
「……」
もう怒る気力すらない。
…こっちはお腹痛くて絶不調何だよ。
静かにさせてくれよ…。
「もういいから、静かにしてて…」
正座組「はーい」
椅子に座りなおして、水を飲む。
あー、痛みは治まるどころかひどくなる一方だ。
本部に来るんじゃなくて家でおとなしくしてればよかった。
木「あれ、林檎先輩じゃないですか。……具合悪いんですか？救護室行きます？」
出「具合が悪い？…確かに朝から元気なかったよ―な」
「逆に君たちが元気すぎるんだと思うんだけどね」
でも、まぁ、木虎のいってるとおり、救護室に行った方がいいか。
最低でも此処よりはまし。
遊「寝不足？」
米「昼飯食べてなさそーだったし、過度なダイエット？」
太「いやいや、林檎はダイエットなんかしなくても十分細いだろ。ってことは…風邪とか？」
木「……」
木虎が思いっきり呆れたという顔で男性陣を見る。
嵐「木虎はわかるのか」
木「当たり前です。林檎先輩はお腹抑えてますし、さっき立ち上がったときも若干ふらついてましたから」
太「あー、生r「それ以上言ったらレポート手伝いませんから」すみません」
木虎の言葉で察した男性陣。
いや鈍すぎでしょ。
嵐「そうだったのか…。配慮が足りてなかったようですまない！救護室まで送ろう！」
「いや、そこまでじゃ…」
迅「そういうなって」
パサリとかけられたのは迅の上着。
いや、確かに温かくするのも解決策の一つではあるけど。
遊「あ、俺カイロ持ってるよ。あげる」
「うん。ありがと」
太「暖かいもの……。餅食べるか」
風「逆効果じゃないか？」
またもやワイワイと…。
しかも今度は私の様態を気遣ってだからきつく言い出せない。
木「いろんな人から心配されてるんですね、林檎先輩って」
「そうかな…、私には騒がしい子供のお守りをしている気分だけど…」
こんなに大きな子供はいらない。
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syun - 面白かったです！迅さんともっと絡んでほしい！続き待ってます (2016年7月28日 19時) (
レス) id: 8186d38d99 (このIDを非表示/違反報告)
せきらいん - ぅゎ林檎さん容赦なぃ 面白かったです、更新頑張ってください。 (2016年6月3日 3時) (レス) id: 117e6ef6eb (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - やばい！続きがきになる！！更新頑張ってください！！ (2016年2月23日 22時) (レス) id: 216997d988 (このIDを非表示/違反報告)
璃莠(プロフ) - 音階さん» 了解しました！この作品がもっと有名になるように陰ながら応援しますｲｬｯﾊｱｧｧｧ(｀･ω･´) (2015年10月29日 0時) (レス) id: 267a029a19 (このIDを非表示/違反報告)
音階(プロフ) - 璃莠さん» 応援ありがとうございます！自分でも確認してるつもりなのですがやはりミスが出てしまうので、見つけたらご報告お願いします (2015年10月28日 23時) (レス) id: 5810283552 (このIDを非表示/違反報告)
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