ソロしてたら出会いました。【BTS】 (ページ5)

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さてさてなんとか本番も終えて。

楽屋でぼんやりしながら次の移動までの時間を潰していると、控えめにノックが三回。

『？はーい、どうぞ』

スタッフさんがここにくる用事なんてあったかな、と思えば開いたドアから覗いた顔は意外にも数時間前に見た顔で。

『えっ……RM、あいや、ナムジュンさん？どうして……』

そう私が言うと、

??「ほんとだ……！！ほんとに話してる……！！」
??「ヒョン！なんでもっとはやく教えてくれなかったんですか！！」
NM「十分早いと思うけどな……
Aさん、すみません……弟たちがどうしても一度お会いしたいということで、楽屋にご挨拶に伺いました」

ナムジュンさんの丁寧な言葉を聞いて、さっき聞こえてきたはしゃぎ様とはうって変わった大人しい男性二人が顔を出す。

JM「は、はじめまして……BTSのパクジミンです……！」
JK「……チョンジョングクです、はじめまして」
『はじめまして！お会いできて光栄です、Fr……あ、キムAです』

そんなに固くならなくてもー、と言うと恐る恐るという感じでも微笑んでくれたジミンくん。年齢を確認すると、予想はしてたけど二人とも年下だった。かわいい。

JM「僕たちメンバー全員、皆ヌナのペンで、本当に今お話できて嬉しいです！！」
『ありがとう～～あのBTSの皆さんに聞いていただけるなんて嬉しいなぁ』
NM「おっと……ちなみにですが、僕も年下なのでヌナですよ」
『……えっナムジュンさん年下なんですか！？』

あまりにしっかりしすぎて絶対に年上だと……いや違います断じて老けて見えたとかじゃないですそんな悲しそうなお顔をしないでください

NM「ヌナ、よろしければ今後も仲良くして下さいね」
『はい…じゃない、うん、こちらこそよろしくね
私ソロでやってきてるから本当に周りのアーティストとの繋がりとかも少なくて』

笑いながらそう言えば、ずっと黙っていたマンネくんが口を開いてくれた。

JK「……ヌナ、カトク、交換してください」

ああ、きっと勇気を出して言ってくれたんだろうな、と思いつつ、私の返答は決まっている。

『ごめん、私カトクやってなくて』

「「「……えっ」」」

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