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ﾏｻｲside
「「デートぉ！！？」」
シルクとダホの声がぴったりハモって響く。
俺も脳内では勿論叫んだ。勿論。
ｼﾙｸ「デート？え、なに今あんたデートって言った！！？」
『お兄さん、キャラ行方不明ですよ』
ﾝﾀﾞﾎ「いやいやいや、ねぇ！彼氏いるなら何で言ってくれなかったの！！？俺達と居ていいの！？」
『いや全然そんなことないよ……第一彼氏っていうか男性じゃな』
ﾓﾄｷ「でもAちゃんが彼氏って思ってないその人は、Aちゃんのこと自分の彼女だって思ってるかもよ？」
『……えぇ……そうなんかな……？』
ﾓﾄｷ「はい相手は男でかくてーい」
『えっ？……あっ……ｼﾃﾔﾗﾚﾀ……!!!』
盛り上がる皆と、そうでない俺。
いや、俺もあのテンションでいろいろ聞けるならどれだけ良いことか。けどAちゃんがボロを出す前に絶対先に俺が死ぬ。それだけは何としても避けたい。
と思うと必然的に俺は黙るわけで。そんな些細な変化も、気の遣えるAちゃんは見逃すこともないわけで。
『……マサイさん？』
ﾏｻｲ「へっ！？あ、あぁ、ごめん、ボーッとしてた……」
『本当にボーッとしてましたね……熱かな？』
ﾏｻｲ「熱？いやいやそんなわけ…………」
そういえばさっきから顔が熱いなとは思ってたけど、それはてっきり俺の脳内がガンガンに恋愛モードだからかと………いや気持ち悪いな今の。
なんて考えてたら、どうやらまた話は進んでいたようで。
『そういえばなんか顔赤い……はいマサイさん、ちょっと失礼しまーす』
ﾏｻｲ「はーい…………！！！？」
ほぼ反射的に返事をしてから俺は言葉を、文字通り失った。
Aちゃんの目がどアップで見えてて、額はなんかひんやり……でも微妙にあったかいような……まさか。
『うん、マサイさん発熱かくてーい』
ﾏｻｲ「………俺もそう思うよ」
確実に今のでな！！！！今ので0.5度プラスで上がった気がするけどな！！！！
熱あるか確認する為とはいえ、手じゃなくて自分の額を俺のにくっつけてくる辺り、失礼ではあるが余程彼女は恋愛経験がないと見た。
いや確かに、この間Aちゃんの昔の話を聞いたときに『遊びも恋愛も、学生らしいことは何もしなかったなぁ』って言ってたけど。けど何だこれは()
ﾝﾀﾞﾎ「マサイ熱かぁ……やっぱ疲れてたんだって！今日は寝ときなよ！」
ﾓﾄｷ「後で俺おかゆ作って持ってくからね〜」
悶々とした気持ちのまま、俺は一人寝室へと向かった。
『……』
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いちごだいふく(プロフ) - hina4428さん» コメントありがとうございます！気になるところで長い間止めてしまっていました……ただいま更新しましたのでぜひ読んでいただければ嬉しいです！ (2019年8月27日 16時) (
レス) id: 619c5266ec (このIDを非表示/違反報告)
hina4428 - きになるっ！…続きがっ…気になるぞぉぉぉぉぉ！！！更新待ってます！ (2019年8月15日 21時) (レス) id: bd94ce952c (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - めろこさん» コメントありがとうございます！そしてなんて嬉しいお言葉……！これからも頑張ります！ (2019年5月29日 20時) (レス) id: 0069fa8620 (このIDを非表示/違反報告)
めろこ - いちごだいふくさまおかえりなさい。最近読み始めてまた更新して下さうことを楽しみにしておりました。これからの更新楽しみにしております！ (2019年5月28日 22時) (レス) id: 9c37dcd8ea (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - ハルキさん» コメントありがとうございます！！嬉しい限りです、これからも頑張ります！(^^) (2019年3月24日 11時) (レス) id: 0069fa8620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごだいふくlike | 作成日時：2018年12月5日 22時
