嫌いじゃない ページ3
ありやま
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ym side
ar「俺、山田がすき。」
そう告げた大ちゃんの顔はどこまでも真っ直ぐで迷いがなかった。
だけど素直になれない俺は
「だいちゃんのことは嫌いじゃない」
なんて言って答えを濁した。
その結果生まれたのは、付き合ってるのかいないのかよくわからない関係。
別に前より頻繁に会うわけでも普通の恋人同士のようにイチャイチャする訳でもない。
普段と変わらぬ生活。
それと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
あの日から大ちゃんは俺なんか選んでしまったがために不幸になってしまわないか。
そんなことばかりが頭をよぎる。
俺が大切だと思う人はみんな不幸になる。
俺の両親も俺が小学生の頃に車に轢かれそうになった俺を助けて亡くなった。
俺が中学の時は1番仲の良かった親友が不良に絡まれた俺を助けて数カ所骨折した。
高校の時の親友は俺と仲がいいがためにいじめにあって不登校になり転校した。
いじめにあっていたことすら俺は不登校になるまで知らなかったなんて最低だ。
だから大学では極力仲良くならずある程度の関係を築いていたはずなのに。
俺のどこを彼はすきになったんだろうか.......。
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haru1426(プロフ) - JUMPLOVEさん» 読んでいただいてありがとうございます!そうです!たまに好きな歌を元に描きたくなってしまって(^^;) (2019年11月6日 20時) (レス) id: 31752a0713 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - なんか、「別れ」が桜咲いたよみたいだなぁと思ったんですけど、もしかして素材に使ってます??素敵だなぁって思って…つい気になってコメントしちゃいました(^_^;) (2019年11月4日 23時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haru_Ariyama | 作成日時:2019年11月4日 20時