＃ ページ12
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「いきなり奇襲！？」
「爆豪ズッケー、奇襲なんて男らしくねぇ。」
「奇襲も戦略。彼らは今実践中だ。」
「緑くん凄い！よく避けたよ！」
「爆豪がいった！」
…やっぱり爆豪勝己は凄い。
あの派手な個性、あの自信満々な性格。
…言葉遣いはあれだけど、彼はセンスは確か。
でも…やっぱり緑谷出久はやってくれたな。
相手の動きをよく読み、推測してから行動に出る。
下手にあの個性を使えば身体が壊れるってことをわかっているから、
頭脳戦でいくしかないんだろうけど。
…でも爆豪、戦闘訓練だけど、私欲を混ぜすぎだな。
あれじゃあヴィランと同じだ。
…ヴィランになりきってるってわけでもなさそうだし…
あれはカウンセリングが必要、か。
そんなこんなしてたら、爆豪が強力なニトロを発射した。
…あのビーム、もろに当たったら結構なダメージ喰らうよね。
「爆豪少年、次それ撃ったらヴィランチームの負けにするぞ。」
オールマイトが慌てて忠告する。
すると、爆豪は殴り合いにしようとしたのか、緑谷出久に殴りかかろうとした。
…しかし、それはダミーで、後ろに回り込んで爆破する。
「考えるタイプには見えねぇが、意外と繊細だな。
目眩しを兼ねた爆破で起動変化。そして即座にもう一回。」
「感性をころしつつ、有行動を加えるには左右の爆破力を微調整しなきゃなりませんしね。」
「才能マンだ、才能マン。やだやだ。」
…流石、推薦入学者もよく見てるじゃん。
ただひたすらに爆破を繰り返す馬鹿じゃあないんだね、爆豪は。
力もあり、コントロールも上手い。
それを自分でわかっているからこそ、あんな複雑な動きもできるんだ。
そしてとうとう、緑谷出久も個性を発揮し、爆豪も構える。
「やばそうだってこれ、先生！」
「っ、」
オールマイトも、止めてあげたくないのか、ギュッとマイクを掴んでいる。
「両者、そk……」
中断しようとして、言いかけた。
そして、緑谷のパンチの方向が変わる。
私の頬はフッと上がる。
「…へぇ。」
緑谷のパンチは真上に発射され、勢い良く天井を撃ち抜き、空が見えた。
爆豪も呆気にとられている。
そして麗日が無重力を使い核兵器に掴まって、
「…ひ、ヒーローチーム、Wiiiiin!！！！」
対決は、
Aチームの
緑谷たちの勝利で終わった。
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火影 - すいません作者さん……貴方………天才ですか？！この小説最高です！！これのおかげで毎日楽しみです(^^) (2021年5月9日 0時) (
レス) id: dda31893c0 (このIDを非表示/違反報告)
noslmqgxmw)rr - はじめてよんだけどおもしろかったです。 (2019年10月29日 15時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - ミナさんともだちになりませんか？(よかったら) (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
西小の柚季 - 見たことなかったけど、おもろかったーー！ (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
ジミン - 可愛ゆくてえらいねー (2019年10月21日 14時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ | 作成日時：2018年8月10日 14時
