夜の歌�� ページ8
ピタリ
静止画の如く、その場の全てが止まった
時間でさえも止まってしまったかのように、誰一人動かない
そんな中、先程の声の主は足音を鳴らしながら、なんの迷いも無く真っ直ぐホールの中心…Aの前に行った
？「何してるのって聞いてるんだけど〜」
無音を引き裂くようにもう一度発せられる声は誰かにではなく、確かにAに向けて掛けられていた
周りの幽霊達も固唾を飲んで見守っていた
「ぶ、舞踏会です…ジャックさん」
人にも聞く事が出来るように出した声は少し震えていたかもしれない
それは主とするリクルーターの1人のジャックが目の前にいて、自分達の密かな楽しみを見られたからか
ニコニコと人懐こい笑みを浮かべているジャックだが、正直な所彼は何を考えているかよく分からない
ジャ「舞踏会…？音楽は無いの？」
「リクルーターの皆さんに御迷惑はかけられないので、」
ジャ「…ふ〜ん…それにしては、皆一定のリズムを刻んでいたように見えたし、キミも歌ってるみたいだったケド？」
「…」
この人は全部分ってて言っているのか
綺麗に上げられた口端がそれを物語っている
「…生きている方には聞こえないようにして私が歌ってました」
ジャ「へぇ！そんな事も出来るんだ？幽霊って意外と便利だね」
足音はともかく、衣擦れの音やAの歌は人間達に聞こえないように、無音であって無音でない舞踏会が毎夜幽霊達によって開催されていたのだ
ジャックは何かいい事を思い付いたような、それでいて少し悪戯っ子ような笑みを浮かべた
ジャ「僕さぁ、最近眠れないんだよね」
「は、はぁ、」
ジャックの思わぬ言葉に気の抜けた声が出るが、それも束の間
ジャ「だから僕も混ぜてよ」
「！！」
予想もしてなかった言葉だ
他の幽霊たちも目を丸くして驚いていた
ジャ「いいでしょ？」
「え、でも、音楽はジャックさんには聞こえないですよ、？」
ジャ「なら、聞こえるように歌ってよ」
「でも、そしたら他の皆さんが…」
ジャ「大丈夫だよ。ここから皆の部屋は遠いし聞こえないって」
ああ言ったらこう返す、そんな事の繰り返しが少し続いたあと、結局折れたのはAだった
途端に幽霊達の衣擦れや声が聞こえ始めた
ジャ「おぉ〜！」
無音ではなくなった空間にジャックも笑みが零れる
ジャ「じゃあよろしくね、Aﾁｬﾝ」
「？！なんで私の名前…！」
ジャ「何でだろうねぇ？…さ早く」
急かされるがまに彼女は口を開いた
夜の歌�窟�←夜の歌��(ジャック)※海軍中佐(笑)様リクエスト
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
