開幕の準備�� ページ43
「それにしても、こんなに早く来るなんて、、君、まさかマスターに捨てられたのかい？」
「んなわけねぇだろ」
怪訝な顔をすると、真黒な鴉ことマルフィはクスクスと面白そうに笑って、その美しい羽を折りたたんだ
「で、なんでこんな所にいんだよ」
「遅れたがり屋の友人を向かえに来ようかなと思って」
「遅れたがり屋、ねぇ…
なんで、その遅れたがり屋が今夜こっちに来るって事を知ってたんだ？」
率直な質問を投げ掛けるとマルフィはうーん、と考え込む仕草をしてから、
「…勘、かな」
と、言った
「そんなもんでよく来れるこった。…つまんねぇ嘘は良いから、早く教えろよ」
態とらしく足で水をかけると、彼は露骨に嫌そうな顔をする
「こちらの世界には3日程前から来ていてね」
濡れた所を気にしつつ、そう答えるマルフィ
「へぇ？で、お優しい鴉ｻﾏは毎日毎日海に来てたと」
「…そういう事にしておくよ」
「相変わらずの神対応だな笑」
「君が毎年懲りもせず遅刻するからだよ」
「俺のせいじゃねぇ」
「今年も遅れるようなら、海の中に迎えに行ってしまおうかと思っていたよ」
「ほう？じゃあ俺は海に帰るとするかな」
ククッと笑うと、さっきのお返しとばかりに水をかけられた
油断していたエイトフットは避ける事も出来ずに、諸に水がかかってしまう
「ってめ、、何が嬉しくてお前とカップルみてぇなことしなくちゃなんねぇんだ」
「おや、先に仕掛けてきたのは君だよ」
つん、と澄ました顔のままマルフィは言い放つ
随分と巫山戯た事もするようになったものだ。それこそ、4年前はこんな事をし合えるような仲でも、雰囲気でもなかった。もちろん、仲が悪かった訳では無い。ただの仕事仲間というだけだった
それがいつの間にか、友人と呼べる関係にまでなっていた
ヴィランズに友人が必要かと問われれば些か迷う所ではあるが、少なくともマルフィとの関係は良好であり、時と場合によってはギブアンドテイク、なんて事もある
エイトフットは海、マルフィは陸と空。互いの生きる場所が違うからこそ成り立つギブアンドテイクだが、もし仮に住む世界が同じだったとしても、きっと、自分たちは良き友人となっていただろう。
…調子に乗るとウザいから口が裂けても絶対こんな事言わないが。
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
