大輪の花�� ページ27
「…どこいったんだ」
周りを見ても、あいつはどこにもいない
しまった、完全に見失った
匂いで見つけようにも今日はいつもの服じゃないため残り香が少なく見つけるのは困難だ
一度さっきの場所に戻ってみるか、踵を返し来た道を戻り始めようとした時、一段と喧騒が大きくなった。それは少し先の方からで、ダルメシアはなんとなーくそれが誰のせいが分かったような気がしていた
小走りで喧騒の方へと行けば、
「だから！貴方達とは遊ばないってば！」
あぁやっぱり。アイツは喧騒の真ん中にいた
周りは所謂ヤンキーと呼ばれる奴らがおり、Aを囲むように立っていた
「いーじゃん、遊ぼーよ。お姉さん1人でしょ？」
「可愛いぬいぐるみ持ってんねー？でもさ、ソレじゃなくて俺らを抱きしめてくれってな」
「な？いいだろ？奢ってやるぜ」
「お断りします！」
そう言ったAの腕を男の1人が強引に掴んだ、その時
その男の腕を掴んだもう1つの手
「だ、ダル…ｯ！」
「あ？」
「ソレは僕のモノだ。触るな」
グッと手に力を込め、ギリりと輩を睨んだダルメシア
その気迫に負けたのか、手をなんとか振りほどいた男達は走り去って行った
「ダルちゃ、ｯ？！」
何も言わずにAの手を引いて人混みを分けていく
屋台のある通りから離れて、薄暗い所までくるとダルメシアはAの方を向き直った
「ダル…？」
「お前、魔力大して無いくせに勝手にどこかに行くなよ！！」
「…ごめ、でも、」
手に持つラムネを見る
「…そうだな。僕が悪かった。…お前を1人にした僕が悪い。
だから、もう手は離さないからな」
「…ｯ」
初めて、こんなにストレートに言ったかもしれない。流石のコイツも僕の気持ちに気付いただろう
ちょっと恥ずかしくなって、顔を背ける
「…ありがと。守ってくれるんでしょ？ダルの言う通り、私魔力とかないから普通の人間と変わらないし…。ダルちゃんは優しいね！同じ絵本の住人じゃないのに守ってくれるなんて」
「…」
やっぱり伝わったらしい。結果的に伝えられたのだからあの輩どもには感謝をすべきかもしれない
そんな事を思っていた時
「他の女の子達も守ってあげてね！ヴェールとかも結構魔力少ないみたいだし！」
「は？！」
思わずAの方を向く
「なに？」
「え、お前、今ので…えぇ…」
疑問符を浮かべるAに溜息が出た
「な、なに…？」
「〜ｯ！！ほんとムカつく奴だなお前！！」
「え？！？！」
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だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
