大輪の花��(ダルメシア)※桜海蘊 ページ25
夢主設定
・手下の1人
ーーーーーーーー
ごった返す人、人、人
辺りは子供の笑い声や女性の楽しそうな声、さらには威勢の良い叫び声の連続で盛大な賑やかさを出していた
思っていたよりずっと多い量の人に、ダルメシアは思わず顔を顰めてしまう
しかも今自分が着ているのは慣れない異国の服。歩きづらいったらありゃしない。今にも転びそうだ
まぁ、でも。とダルメシアは隣をご機嫌で歩くヤツ…Aを見た
キョロキョロと忙しなく周りを見ているAも自分と同じく、ユカタとやらを着ていて、髪は珍しくお団子でカンザシというものを刺していた
別にいつもの服で良かったのに、折角なら、といつの間にユカタを用意していたのはヴィーラ
ダルメシアも、初めこそ、これの丈は長いし慣れないゲタに不満しかなかったが、ユカタを着たAを見た時は、あぁ、悪くないな、なんて思ってしまった
『ハナビタイカイってのがあるんだって。ね、誘いなよ〜！』
笑顔と共にそんな事をジャックに言われたのは、1週間くらい前のこと
誘いなよ！と言われて、真っ先に浮かんだのはAの顔
それからなんだかんだあって、二人きりでハナビタイカイに行く事になり、今に至る
それにしても、、
二人きりだと言うのに、コイツには緊張感というものはないらしい。確かに僕らは付き合ってるわけでもないし、僕もそれらしい事はまだ言ってないけど、男女だし少しは気にしてくれてもいいのに。
僕だけが空回りしてるみたいで、気に入らない
…でも、つまり僕は、"そういう風"に見られていない、という事だ
少し前で子供のようにはしゃぐAを見て、複雑な気持ちになる
「あ！アレなに？！」
祭りに興味があるあるのか、落ち着きがなく危なかっかしい
少し目を離したら、Aは僕の前からいなくなってしまいそうで
思わず駆け出したAの腕を掴んだ
「…ダル…？」
振り返って掴まれた腕とダルメシアを交互に見詰めるA
「…」
踏み出していた足を戻して、ダルメシアの方を向いた
「ダル…手…」
「…ｯ…僕は、ただ…ｯ」「あ、はぐれないようにって事？」「…は？」
「違うの？」
「〜ｯ！」
分かってたけど。こいつが鈍感なんてこと、分かってたけど！！
それでもこんなに伝わらないものか？！はぐれないように、それもそうだけど…！
…ただお前と手を繋ぎたいだけだ、って言いたかったのに。
ーーーーーーー
更新遅くなってしまい申し訳ありませんでした…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だきまくら - あいむさん» ですね...なんというか噂的にも...ね... 手下たちにからかわれて、Mr.にも絡まれてあのわちゃわちゃしたリクが好き 免許皆伝して、スキャちゃんが離れていくと考えると涙が... 守りたいあの笑顔、本当にその通りです！ (2018年9月18日 22時) (
レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 演出凄いですよね！嬉しいけどどこか複雑な感情になってしまいますが...笑 相変わらずのお茶目さで場を和ませて貰いたいです。。守りたいあの笑顔 (2018年9月17日 13時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» 今回、初期のような演出で沢山の手下さんたちと会えるという！！ スキャちゃん、動画で見ました！めっちゃくちゃ美しかったです！けど、お茶目な一面は変わってなくて安心しました笑 頑張りますーーー！！！ (2018年9月15日 0時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
あいむ(プロフ) - だきまくらさん» 始まりましたね！！昨日お会いしてきたんですが、もう、最高でした...泣 スキャちゃんやばいです妖艶です。← 頑張ってください〜〜〜！！ (2018年9月12日 15時) (レス) id: a7e56997c8 (このIDを非表示/違反報告)
だきまくら - あいむさん» Dハロ始まりましたねぇ！ 手下さんたちも美しさが増していて、スキャちゃんも...！ どうにかして行きたいんですよ笑 今、色々必死です笑 (2018年9月11日 1時) (レス) id: d9c9a58c34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいむ | 作成日時：2018年5月23日 23時
