9 ページ9
―加藤side―
やっぱりいた。昨日の子。
増「俺も仲良くなりたい。」
俺だって仲良くなりたいよ。
そんな時に小山がワインを持ってきてくれた。
小「はい。いつものやつ。」
加「ありがと。」
小「シゲちゃんもAと仲良くなりたいの？」
加「まぁ…。
って昨日のうちにどんだけ仲良くなってんだよ。」
小「店閉めてからもちょっと飲みながら話してたからかな。」
加「そうだったんだ。」
俺も昨日、帰らなかったら仲良くなれていただろうか。
考えていると小山が何やら手越達の方へ声をかけた。
小「ねぇーねぇー。シゲちゃんも入れてあげてよ〜。
1人で虚しく飲んでるなんて可哀想だから♡」
手「シゲちゃんもおいで〜♡
Aもいい？」
「うん。」
俺は言葉に甘えて皆のいる方へ向かった。
そしてまだ自己紹介をしていない事に気づき、慌てて自己紹介を始める。
加「加藤 シゲアキです。」
「鹿月 Aです。あのシゲアキってどんな風に書くんですか？」
加「カタカナですよ。」
「そうなんですね！」
初めは馴染みずらい雰囲気があったが話していくうちに力も抜けてきて
「A」と「シゲ」とお互いを呼ぶくらいまで仲良くなることが出来た。
増「ねぇー。俺もお酒飲みたい。」
小「ちょっと早いけどお客さんシゲ達だけだから閉めて俺達も飲もっか！」
増「さすが小山!!
何飲もうかな。あ、Aも何か作ろうか？」
「ありがとう。じゃあまっすーのオススメのものちょーだい！」
増「了解！」
小「まっすー俺も!!」
増「はいはい。」
小「なんか俺とAと扱い違いすぎない！？」
という感じで明け方まで楽しく飲み続けた。
―加藤side END―
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
light - このヴァンパイアの設定から、恋をしてしまったのが敵同士っていうめっちゃ切ない感じなのがめっちゃよくてこのお話がいつか更新してくれる日を楽しみにしています！ (2020年11月2日 23時) (
レス) id: 320bb013ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいすくらいまー | 作成日時：2020年4月10日 15時
