奇跡の1ページ【S.K】 (ページ8)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:8,610 hit

8 ページ8

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

小「いらっしゃい！」

「こんばんは。」

手「あ！A来たぁ～」

小「ごめんね。Aが来る前に何杯か飲んじゃっててもう出来上がってんのよ(笑)

あ、Aって呼んでいい？」

「そうなんですね。はい！大丈夫です！」

手「あれれぇ～？敬語はなしって昨日言ったじゃん。」

忘れてた。確か強いお酒飲まされるんだっけ。

手「強いお酒けってーい!!」

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

小「お、シゲいらっしゃい！」

加「うっす。俺さ、昨日金払ったっけ？」

小「いや、払ってないよ？」

加「だよな。ごめん。今日飲む分と一緒に帰り払うわ。」

増「シゲ、また払って帰らなかったの？」

加「ゲッ。今日、まっすーも居んのかよ。」

増「いたらまずいことでもしたのかな～？」

まっすーって誰だろうと思っていると隣にいた祐也くんが教えてくれた。

手「この店のもう1人のバーテンだよ～。

けぇちゃんが毎日いて俺とまっしゅ～がかわりばんこで入ってる感じ。」

「へぇ～。そうなんだ。」

加「すみません。隣いいですか？」

「はい。どうぞ！」

増「手越もう酔ってんの？彼女に迷惑かけちゃダメでしょ。」

「あの。私祐也くんの彼女じゃないですよ？」

増「あ、そうなのね。」

小「Aお待たせ。スィートマティーニです。」

増「この子と知り合い？」

小「うん。昨日仲良くなった。」

増「俺も仲良くなりたい。俺は増田貴久です。」

「鹿月 Aです。」

手「まっしゅ～って呼んであげてね♡」

本当にそう呼んでいいのか分からずチラッと増田さんの方を見るとニコッと微笑んでくれたのでまっすーと呼ぶことにした。