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＜購買部ーMr.Sのミステリーショップ＞
購買部へとたどり着いた少女たち。
中では愉快で少し怪しい楽しい音楽が流れている。
「すいませーん。」
デュースがそう言いながら足を進めると、
「…すごい店だな。髑髏の水晶に、魔術書…これ、何の剥製だ？」
「うわ〜。本当に生クリームなんか置いてるのか？」
「…パッと見、絶対おいて無さそうな雰囲気だよね。」
店内は、まがまがしいものが多く、怪しさ満点だ。
ここに一般食材が置いているとは想像もできないほどに…。
キョロキョロしながら店内を見ていると…
「Hey！迷える小鬼ちゃんたち、ご機嫌いかが？」
「「ぎゃあ！？」」
「！？」
後ろから突然声をかけられる。
デュースとグリムは突然の声掛けに驚いて反射的に振り返る。グリムなんて、少女の肩から落ちてしまっていた。
しかし、少女は前を向いたまま固まってしまっている。
＿この声、…似てる。トーンは全然違うけど、質が。
少女は絶対に違うと分かっていながらも、その懐かしい声を聞いて、
＿あぁ、会いたいな。
と目を伏せる。
幸い、その表情は後ろを向いていたデュースとグリムには見られなかった。
「…一郎。」
「？A、なんか言ったか？」
「あ、ううん。何でもないよ。大丈夫。」
少し様子がおかしい少女の様子を見て、デュースが心配そうに声をかける。
少女はその声にハッとし、慌てて後ろを振り返った。
「ようこそ、Mr.Sのミステリーショップへ。今日は何をお求めかな？」
そこには、紫の個性的なセットアップに、ツギハギのハット、骨のボディペイントとその柄の服…
まぁ、一言で言うと、とても個性的な若い男が1人立っていた。
「秘境のお守り？古代王のミイラ？それとも呪いのタロットカード？」
ニコニコしながら少女たちに接客をする店員のようなその男。
果たして古代王のミイラが１学園の購買に売っていても良いものなのか…。
少女は目の前でニコリと笑う怪しげな雰囲気の男に、色んな意味で唖然としてしまうのだった。
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芋けんぴ(プロフ) - Ｒ−アル−さん» しみわたりました！！ (2021年7月25日 1時) (
レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 芋けんぴさん» 五臓六腑に？！？！ (2021年7月19日 20時) (レス) id: 4d2464a69b (このIDを非表示/違反報告)
芋けんぴ(プロフ) - 無題さん» ご指摘ありがとうございます。ただちに訂正して参ります！ (2021年7月14日 7時) (レス) id: e6e71631e0 (このIDを非表示/違反報告)
無題 - 突然失礼します。20-1の決闘が血統になってます。 (2021年7月14日 6時) (レス) id: 6b1b4e2ad9 (このIDを非表示/違反報告)
芋けんぴ(プロフ) - どんさん» そうですか…。すみません、謝らせてしまって。 昔に一度試してみたのですが、出来なくて…。別の方法を探してみます。(´;ω;｀)一応、イメージイラストはちゃんとあるんですよ…。 (2021年7月12日 18時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芋けんぴ | 作成日時：2021年1月6日 22時
