平凡な暮らしをしていたら、いきなり異世界に飛ばされました。【異世界能力系】 (ページ25)

今日:1 hit、昨日:33 hit、合計:5,358 hit

＊25話ページ25

次の日、学校へつくと何故か、あいるだっけ?

とりあえず、ぶりっこがこちらを見ていた

あれだ、あずき先生と私が一緒に登校してきたからだ、となんとなく察する

まあ、絶対あずき先生モテるし

そんなこと考えて、読書を始める

ふと周りを見ると人がかなり教室にいた

そして、あいるが何故か不敵に笑ったの、見逃さなかった私偉い

次の瞬間あいるに、
「ちょっとぉ、はらるちゃん、トイレ一緒に来てくんなぁい?」

と、多少目の威圧を受けながら言われた。

嫌です連れしょんですか、キモいですほんと

ぁ、わかったカッターキャーですかそうですか

いや、それはやばいなあ、DS持ってきてないし

でもカッターキャーじゃないかもしれないし

と、
『わかった』

了承して大人しくついていく

よほど気が立っているのか、あいるはトイレの確認もせずにつらつらと話し始めた

「あんたねぇ、私のだありんに手を出さないでくれる?」

『だありんとは』

はい、私勝ち組い!!
負ける気がしないぜ

被害者なんて言われないような、ね

「あんた勘が悪いわねぇ、あずき先生のことよ!!あんなにイケメンな先生、こんな可愛いあいる以外誰に似合うというのよ!」

えっえっえっあずき先生??

えっえっ?

『いつから先生はあいるちゃんのものになったん』

といつもより低いガチトーンで聞く

この声を聞いた人は数少ないだろう

私をキレさせたら聞けるよ☆←

「前からよ!なのに…転校してきたお前のせいで…。昨日だって一緒に帰ってるの見たs『いやそれ私に言わないで』…は?」

いや、だって私だけじゃないし、第一、私って現実世界から誘拐されたし←

「あんた、ほんとに生意気ね」

『うん、家族に毎日言われてる』

「まだ言うの?なんなら、これであんたは裏切りものよ。私がクラスの頂点にたつの!!」

と、カッターキャーお決まりのセリフを吐くと、ポケットからカッターを取り出した

あ、カッターキャーですねわかります

私はあえて何も抵抗せずに見守る

だって…私、気づいてるもの。

スッとあいるの肌をカッターが通る

やっぱり怖いのか、傷は浅い、が、その直後キャアアアアアアアと、あいるの甲高い声が響く

『…るっさ』

と耳を塞ぐ

そして、私が予想していた出来事が起きる

クラスメイトが3、4人きた時だった

実は鍵がかかっていたトイレの個室からせとなが出てきたのだ

それも、スマホを構えながら。

『せとな有能』

と褒めると腹パンされたが気にしない