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Episode4* ページ6

僕は軽く身支度を整え、音和さんが待つ1階のリビングへ足を運んだ。


________なんだか、自分の家にいる筈なのに変に緊張しちゃうな…



音和さん…


ただでさえ若い人が少なくて珍しいというのに、

このタイミングでなぜ家に雇われたのだろうか?


住み込みで働く予定だとも言っていたが、

ご両親は何処で何をしているのだろうか?


気になる事は多々あるが、彼女には淡々とした感じが見られる所為か…

心なしか見えない厚い壁があるように思える。



1週間という短い期間ではあるが、

僕は彼女と上手くやっていけるのだろうか。



見た所、僕はまだ一度も彼女の笑った顔を目にしていない。


口数も少なく、表情に乏しいというかなんというか…

とにかく無表情で何を考えているのかさっぱり分からないのだ。



まあ、まだ初日だし、これからなんとかなるかもしれない。1週間なんてすぐだ。


僕はそう割り切るしかなかった。







『お〜…!!!』


音和「お口に合えば良いのですが…」


リビングのテーブルには、ふんわりと湯気の出るオムレツ、

鮮やかなフルーツやヨーグルト、蜂蜜が添えられたブリヌイ(ロシア風パンケーキ)、

そして優しい甘い香りが漂うスィルニキ(チーズパンケーキ)が並べられている。


これ、本当に一人で作ったのか?と思える程の

完成度の高いクオリティーを目にし、思わず感嘆の声をもらす。



音和「冷めないうちに召し上がってくださいな。」


『ありがとう。』



促されるまま、まずは綺麗に仕上げられたオムレツを

一口サイズに切り分け、ゆっくりと口に運ぶ。



『…!!…すっごく美味しい…』


専属シェフが作る豪華な朝食も美味しいが、

こちらの家庭的な温かさがじんわり伝わってくる

音和さんのご飯の方が何倍も美味しく感じられる。


…どうしてかな。



音和「それは良かったです。」



気の所為だろうか。

音和さんの纏っている空気が少し柔らかくなったように感じた。





『…おかわりください!!』



音和「はい、只今。」



口の端で少しばかり微笑んで見せた音和さんの姿がそこにあった。



✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――


お久しぶりです。イナズマイレブンも来週をもって最終回ですね。

可愛いギリカナン兄弟を拝めなくなるのは悲しいですが妄想ワールドに浸り、

小説を進めていこうと思います。

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みるきゅん(プロフ) - ヤミさん» わたしもフロイくん大好きです(;_;)更新なかなか出来ず申し訳ありません、、気長に待って頂けると幸いです(;_;) (2019年9月21日 16時) (レス) id: c45874ae09 (このIDを非表示/違反報告)
みるきゅん(プロフ) - ユピナさん» なかなか忙しくて更新出来ず申し訳ありません(;_;)そうだったのですね!!奇跡だなんてこちらも嬉しい限りです(><) (2019年9月21日 16時) (レス) id: c45874ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミ - 私の推しなんですよ!フロイくんのメイドになりたいです!笑 これからも読ませていただきます!これからも更新されるの楽しみにしてますね! (2019年9月17日 13時) (レス) id: 2c1f5ba952 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ - 誕生日、私6月12日なんですけど!いや、マジですか!作者様!この作品に、キセキを感じました! (2019年9月2日 17時) (レス) id: 7040d669ea (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 渡邊妃葵*さん» それもありますね!めっちゃ気になります!! (2019年7月13日 14時) (レス) id: ec2826e7d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:渡邊妃葵* | 作成日時:2019年7月12日 18時

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