Episode12* ページ14
『…よし、一旦今日はこれで区切りにしようか。』
余計なことを考えないように分析に没頭してたせいか、
長いこと集中しすぎたようだ。
辺りを見渡すとすっかり日も暮れて、
窓の外には美しい夕暮れ空が広がっていた。
______________コンコン…
きっと音和さんだろう。
僕の心臓はビクッと小さく跳ねた。
音和「皆様、遅くまでお疲れさまでした。
お茶とお菓子、お持ちしたので息抜きにどうぞ。」
音和さんの手にするトレーには、ティーセットと
「メドヴィク」というロシアでよく食べられるケーキが乗っていた。
ユーリ「あ、さっきのメイドさん。えっと…」
ユーリが早速と言わんばかりに音和さんと接触を図る。
出遅れてしまった僕は、静かに固唾を呑む事しか出来なかった。
音和「あ、申し遅れました。
先日からギリカナン家でメイドを務めさせて頂いております、
音和Aといいます。
…キャプテン代理も務めていらっしゃるチームの要、ユーリ・ロディナ様と、
チームの司令塔を務めていらっしゃる、ヴィクトール・セドワ様ですね。」
なんと驚く事に、音和さんは「パーフェクト・スパーク」に
所属するメンバーを全員把握していたのだ。
ユーリ「えっ!僕らの事分かるの?音和さん、すごすぎじゃない?」
ヴィク「というかてっきりロシアの方かと思っていたが、日本の方なのですか?」
音和「フロイ様の専属としてお仕えするにあたり、周りの人達の事は把握済みです。
…あ、私は父親が日本人で母親がロシア人なので。
っと…すみません、まだ実は仕事が残っておりますので、これで失礼しますね。
皆様、試合に向けて頑張って下さいね。」
このままでいいのだろうか、僕は。
ずっとモヤモヤしたままで、音和さんを避けるような事していいのか。
いや、良い訳がない。
『…待って!』
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みるきゅん(プロフ) - ヤミさん» わたしもフロイくん大好きです(;_;)更新なかなか出来ず申し訳ありません、、気長に待って頂けると幸いです(;_;) (2019年9月21日 16時) (レス) id: c45874ae09 (このIDを非表示/違反報告)
みるきゅん(プロフ) - ユピナさん» なかなか忙しくて更新出来ず申し訳ありません(;_;)そうだったのですね!!奇跡だなんてこちらも嬉しい限りです(><) (2019年9月21日 16時) (レス) id: c45874ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミ - 私の推しなんですよ!フロイくんのメイドになりたいです!笑 これからも読ませていただきます!これからも更新されるの楽しみにしてますね! (2019年9月17日 13時) (レス) id: 2c1f5ba952 (このIDを非表示/違反報告)
ユピナ - 誕生日、私6月12日なんですけど!いや、マジですか!作者様!この作品に、キセキを感じました! (2019年9月2日 17時) (レス) id: 7040d669ea (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 渡邊妃葵*さん» それもありますね!めっちゃ気になります!! (2019年7月13日 14時) (レス) id: ec2826e7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渡邊妃葵* | 作成日時:2019年7月12日 18時