防弾VSヌナ２片想い編 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:218,658 hit

真紀さん、エリだったんですか？ページ4

「一番後ろの人から順にということは、私が一番最後になるってことか。」

端の方とはいえ、ステージに近い席で嬉しいなぁ
会場に緊張感が流れ始め、周囲のエリたちがざわめき始めた
どうしよう、初めてのイベント参加に緊張してくる
ぎゅっと自分の手首を掴んで、つけていなことに気づく
鞄の中を漁って、カイから貰ったブレスを急いで身につけた

エリ「キャーッ！！」

彼らの曲が流れ始め、登場してきたメンバー
その姿に、会場全体が歓声でどよめく
私に一番近い場所にいるチェンオッパと目が合う
一瞬驚いた顔をした後、にこっと笑いかけてくれた
思わず叫びそうになって、口を手で覆う

「今、こっち見て笑ってくれましたよね。ねっ。」

興奮しながら綺麗に着飾った隣の女性が、私に話しかけてきた

「え、えぇ。」

「ちょっと、興奮しすぎ。すみま、」

話しかけてきた女性の隣にいた女性が、私の方を見て止まった

真『Aちゃん？』

『え、真紀さん？』

隣の女性と席を入れ替わった真紀さん

『真紀さん、エリだったんですか？』

真『彼女に誘われて、最近ね。』

『そうですか。今日は、楽しみましょうね♪』

真『えぇ。』

MC「それでは、次の企画に参りましょう。BOXの中から紙を1枚引いたら、隣にBOXを回していって下さい。」

メンバーがBOXを回していっている間に、男性MCが企画内容を説明している。

MC「今メンバーが引いている紙は、皆さんが座っている席の番号が書かれています。呼ばれた番号の方は、ステージに上がって下さい。そして、自分の番号を引き当ててくれたメンバーとツーショット撮影し、その写真にサインを入れてプレゼントさせて頂きます。その後、メンバー全員と各自撮影して写真を受け取ったら終了となります。さ、引き終わったようですね。では、奥側のベッキョンさんからお願いします。」

BK「アルファベットは、Ｅ。番号は、5番のエリ！」

KI「アルファベットは、A。番号は、17番のエリ！」

残念、二人には呼ばれなかった
他のメンバーが選んだ番号にも当てはまらず、チェンオッパを残すのみ

CH「アルファベットは、A。番号は、1番のエリ！」

え、嘘っ、今、Aと１って言ったよね