チェンオッパに会える♪ ページ3
サイドにスリットが入ったグレーのパーカーに、黒のインナー
ライダースジャケットを羽織って、ダメージジーンズと黒のブーツを履く
黒縁メガネをかけ、ミックスファークラッチを持って準備完了
「行って来まーす。」
玄関先で、ぶーたれているテヒョンとジミンを振りきって出発
「チェンオッパに会える♪」
電車に乗って、会場へと向かった
同じ電車に乗り合わせた女性たちが、EXOの話しをしている
彼女たちの声に耳を傾けながら、同じ気持ちですよと言いたい
「着いた。」
イベントは、商業施設の中心で吹き抜けになっている場所が会場となっている
特設ステージが設置され、ステージ近くに当選者たちの椅子が並べられていた
イベント最終日の最後の時間という事もあって、彼らを一目見ようと押しかけてきたエリたちが周囲を取り囲んでいる
スタッフ「イベント参加者の皆さまは、こちらへお並び下さい。」
当選者用に送られてきたメールから、当選案内の画面を開く
会員証とその画面を見せて、スタッフに案内された席へと座る
「本当に、この席？」
手元の当選画面と椅子に貼られた番号をもう一度確認した
係「これから注意事項を申し上げます。皆さまには、着席したままご観覧頂きますようお願い致します。高低差がありませんので、後方の席に座っておられる方の迷惑になるような行為は慎んで下さいますようお願い致します。―――最後に、握手会につきましては一番後ろの席にいらっしゃいます方より順にご案内させて頂きます。限られた時間でのイベントとなりますので、皆さまのご協力よろしくお願い致します。」
一通りの説明を終えた係りの人が、ステージを降りて行った
真紀さん、エリだったんですか？→←アイツ限定のシェルターにしてやるか
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作者名：薫
| 作成日時：2018年1月12日 22時
