ヒョン、気持ち悪いです ページ35
予定外だったのは、シュアにミンギュ、カイにグクまで来ていた事
あの日、誕生日だったシュアは許せても他の奴までくっついて来るなんて
本当に予定外だよ、おかげでAの隣に座ることも出来ずじまいだし
人の金だと思って、遠慮なしに食べやがって・・・
思い出しただけでも、イラッとする
BK「あいつら、ムカつく。」
離れて騒いでいたメンバーたちの動きが、ピタッと止まる
メ「え？」
メ「俺たち何かした？」
原因がわからないメンバーたちは、静かに俺を遠巻きに見ている
それにしても、可愛いかったよなぁ
俺のあげたニットワンピ、よく似合っていたし
BK「ふふふっ(笑)」
急に笑い出した俺、ビクッと肩を震わすメンバー
メ「こわっ。」
メ「今度は、何ですか？」
ビクつきながら、俺の様子を窺っているメンバーたち
Aがキラキラした目で俺を見ながら、褒めちぎってくれた
「ここが良かった」「ここがかっこよかった」って
その度に、羨ましげな顔をするアイツらを思い出す
BK「プッ(笑)」
メ「もう怖すぎるって。」
メ「ヤバくない？」
メ「カイ、何とかして来いよ。」
KI「はぁ〜。」
メンバーに背を押されて、カイが話しかけてきた
KI「ヒョン、気持ち悪いです。」
BK「気持ち悪いって。」
KI「どうせ、よからぬ事を考えていたのでしょ。」
BK「よからぬことって、失礼だな。」
カイの後ろで同調しているメンバーたち
BK「お前たちもかよ。」
目を泳がせながら、メンバーが一斉に首を横に振る
KI「はい、行きますよ。」
BK「え、どこに？」
ドアの方へ歩き出すカイ
KI「ヌナの所に。」
そう言ってカイは、部屋を出て行く
BK「A？カイ、待て！」
慌てて立ち上がって、カイを追いかけた
ということは、ARMYですか？→←彼もまた恋をしているんだなぁ
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月15日 0時
