防弾VSヌナ片想い編 (ページ33)

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お前、起きてるだろページ33

新年早々と言っても、俺たちのお正月は1月の中旬頃から2月上旬くらい
日本のお正月とは、少し日程のズレがある
ヌナは、日本に住んでいる友人から送られてくる新年の挨拶に携帯を騒がせているようだ

『明けまして、』

JM『明けまして、』

『おめでとう、』

JM『おめでとう、』

『ございます。』

JM『ごじゃ、ございます。』

「続けて言ってみて下さい。」

JM『明けまして、おめでとうございます。』

「ばっちり、言えましたね。」

歌番組の収録までの待ち時間を各々好きなように過ごしている俺たち
俺がヌナに教えてもらった日本語をナムヒョンとホビヒョンが練習している
ナムヒョンとユンギヒョンは、
ソファーの端っこで膝を抱え、座っているテヒョナ

JM「テヒョナ？」

TH「ずるい。」

JM「何が？」

TH「だって見てよ、アレ。」

ヌナが、資料を見ながら手帳へ書き込みをしていた
その隣に座ったジョングギが眠っている
ヌナにもたれかかって気持ちよさそうに

JM「ジョングギ、寝てるの？」

JN「微笑ましいね。」

TH「どこがですか？よく見て下さいよ。」

テヒョナの真顔が怖い
言われてよく見ると、ヌナの腰に回されたジョングギの腕
もたれかかるとかじゃなく、抱きついているし

JM「あれは、ダメだね。」

TH「俺の立ち位置だよね。」

JN「テヒョナでもダメでしょ。」

俺は、ジョングギの隣に座ってヌナから引きはがそうとした
ぐっと力の入る腕・・・もしかして

JM「お前、起きてるだろ。」