くっそー、ただのイケメンじゃねぇか ページ46
JN「ごめんね、スピーカーにされちゃって。」
「そうなんですね(笑)」
JM「ヌナ、ジミンです。一昨日食べたキムチって、まだ残っていますか？」
「はい、ありますよ。」
JM「もしかして、あのキムチもヌナが？」
「ハナオンニに、作り方を教えてもらって作ってみました。」
JM「あの味、好きです。」
「ありがとうございます！」
嬉しそうな声が返ってきて、思わずニヤける
隣にいるジョングギが、チラッと俺の方を見た
JK「ヌナが作る料理は、何でも美味しいです。」
「本当ですか？ジョングクさん、ありがとうございます♪」
俺の時よりも弾んだ声が返ってきて、勝ち誇ったジョングギの顔
くっそー、ただのイケメンじゃねぇか
「今日は、あとどれぐらいで帰れそうですか？」
JN「あと20分ほどで、帰れると思うよ。」
「了解です。気をつけて帰って来て下さいね。」
JN「うん、ありがとう。じゃ、また後で。」
「はーい♪」
早く帰って、ヌナのご飯が食べたい
と思っている俺の隣で、今度はジョングギがニヤニヤしながら携帯を触っている
チラッと画面を見たらヌナとカトク中で、俺の視線に気づいて待ち受け画面に戻した
JM「あれ、待ち受け変えたの？」
JK「はい♪世の中に出ていないココロさんの写真です。」
JM「そんなのどうやって手に入れたの？」
またもや、あちゃーって顔している
こういうジョングギの素直なところ、ヒョンは可愛いと思うよ
JK「はぁ〜、内緒ですよ。」
耳元に口を寄せて、こそっと教えてくれた
JK「ヌナとココロさんが知り合いらしいです。」
JM「すごい偶然で、びっくりだね。」
同じようにして言い返すと、うなずくジョングギ
視線を携帯に戻すと、嬉しそうに眺めている
本当に、ココロさんの写真が好きなんだなって思った
ジミ二の腹筋なんてどうでもいいから→←ある日のジミン どうして、ジョングギが知ってるのさ
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
