カイが、友達で良かった ページ20
ハナ「なーんだ、メンバーと仲いいじゃない。」
ミン「良かったわね。」
ハナ「まぁ問題は、例の彼女か。」
「オンニ！そのことは、」
BK「例の彼女って、もう一人の付き人？」
ミン「そうそう、ベク会ったことある？」
KI「そういえば、何回か楽屋を訪ねて来ていましたね。」
BK「派手な化粧で、甘ったるい匂いさせて。」
ハナ「あなた達もあるの？」
JS「その女性なら、俺たちの楽屋にも来ていましたよ。」
MG「その時も、香水の匂いがきつくて大変でしたけどね。」
いつもふらっと居なくなると思ったら、他の楽屋に行っていたんだ
TH「訪ねてきた彼女は、何をしていましたか？」
BK「握手や写真をねだられたよな。」
KI「えぇ。携帯の番号を聞かれたり、食事に誘われましたよね。」
BK「その場で、断ったけどな。」
「それよりオンニたち、グラスが空ですよ。」
KI「お代わり、何にしますか？」
サッとメニュー表をカイが、オンニたちへ差し出してくれた
ミン「はいはい、わかったわよ。でも、ひとこと言わせて。」
ハナ「防弾少年団さん、Aのことを傷つけたら許さないからね。」
ミン「約束だからね。」
テヒョンたちがオンニたちを見て、しっかりとうなずく
BK「よし、乾杯だ。」
ベクオッパを筆頭に騒ぎ出すのはいいけれど、本当に騒がしい
カイが、こそっと話しかけてきた
KI「よかった、ちゃんと笑えてる。」
「え？」
KI「ミンヌナたちに、感謝だな。」
今日のこと、カイが？
「いつもありがとう。」
KI「ん？」
「カイが、友達で良かった。」
KI「・・・。」
「カイ？」
KI「俺も、Aが友達で良かった。」
顔を見合わせて、軽くグラスを合わせた
ひとしきり楽しい時間を過ぎした私たち
まだ飲み足りないって、ベクオッパたちを連れてオンニたちは別のお店へ
ジスとミンギュたちをタクシー乗り場で見送って、私たちもタクシーへと乗車した
バカ女、ちょっと黙ってくれない？→←俺の、俺たちのヌナだから
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
