検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:725,497 hit

ダサい人どうしてわかった? ページ24

TH「おはようございまーす。」


美味しそうなパンの匂い
朝ご飯を食べ始めていた輪の中に入って行く


JN「おはよ、テヒョナ。」

JH「起き立てに炭酸?どれだけ好きなの。」

TH「え?」


俺の前に置かれたグラスの中で、炭酸がしゅわしゅわ弾けている


リ「テテ、レモンライム好きでしょ?コーヒーより、こっちかなぁって。」


起き立てに炭酸かぁ。それよりも、


リ「コーヒーの方がよかった?」


俺、コーヒー苦手だし。それじゃなくて、


「リンさん、炭酸は私です。テヒョンさんは、こっちのココアですよ。」

リ「あれ?そうでしたっけ。」


スッと俺の前から炭酸が消えて、ココアが置かれた


リ「ごめんね、テテ。」

TH「ううん。」


チラッとダサい人を見たら、まずそうに炭酸を飲んでいる
もしかして、飲めないとか?その様子がおかしくて、笑ってしまった


JM「テヒョナ、どうしたの?」

TH「なにが?」

JM「今、楽しそうに笑った。」

TH「あー、なんでもない。」


メンバーが食べ終えて席を立っていく
おかしい、さっきから食べているのに全然減らない


「失礼します。」


そう声が聞こえたかと思ったら、ひんやりとした感触がおでこに触れた


「やっぱり。これ、飲んでください。」

TH「え?」

「胃に優しくて、眠くならない風邪薬です。」


どうりで、変な夢を見るはずだ


TH「余計なお世話。」


薬を突き返し、自室へと戻った
自分でも気づかなかった体調の異変、ダサい人どうしてわかった?




TH「はぁ、はぁ・・・。」


やっと、昼休憩。いつも以上に、息切れが激しい
レッスン室から隣の部屋に移動したら、チキンの差入れが用意されていた
今の俺に、この匂いはキツい


リ「テテ、はいどうぞ。」


チキンが乗った皿とコーラを手渡される


リ「食べないの?食べさせてあげる。」


迫ってくるチキンに覚悟を決めて、かぶりついた


リ「美味しい?」

TH「ん。」

リ「はい、もう一口。」


さっきのでヤバいのに、もう一口食べたら・・・

あんたに意地悪な俺なんかのために→←好きの違いって、なに?



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (243 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
706人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年12月4日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。