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☆ ページ36
レ「どこにいます?」
「え?」
レ「ナナちゃんですよ。」
「レオ、本当は、」
レ「違いますよ。アランに行かせたいので。」
「あぁ、そういうことか。えっと、この店にいると思う。」
剛典が携帯の画面を見せながら、場所を教えている
レ「それじゃAさん、俺はちょっと用事が出来たので。」
『レオ君、行っちゃうの?』
レ「すみません。」
『じゃあ、はい。』
レ「俺に、ですか?」
『うん、お礼。』
レ「ありがとうございます。あー、行くの止めようかな。」
「止めるな、行けよ。」
再び私たちの間に割り込んできた
「あんたが、それ言う?」と、でも言いたげな私たちの視線に言い直す剛典
「レオ君、行って下さい。お願いします。」
レ「はいはい。Aさん。何かあれば、いつでも相談に乗りますから。」
『ん、ありがとう。』
にこっと笑って、この場を離れて行ったレオ君の姿を見送っていた
曲がり角でこちらを見て、手を振るレオ君
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作者名:薫 | 作成日時:2017年10月29日 0時