T ページ29
takahiro side
ロビーで待っているAたちと弟くんたち
エレベーター前で会った直人君と一緒に向かう
た・直「「グッモーニン♪」」
元気いっぱいに、満面の笑みで挨拶
一同「・・・。」
うわっ、何この空気
隣の直人君を見ると、同じ様に視線を寄越してきた
「えーっと。」
直「皆、どうしたのかな?」
恐る恐る、問いかけてみた
み「ご覧のとおりです。」
みーたんの視線先には、向かい合う二組のカップル
『このお店、行きたい。』
レ「いいっすね。このガラス細工、可愛いし。」
『本当だ。』
ちょっとお姉ちゃん、その子は弟くんじゃないよ?
ナ「剛典先輩、どこ行きます?」
剛「どこでもいいよ。」
ナ「せっかくのデートだし、ちゃんと考えて下さいよぉ。」
ちょっと弟くん、その子はお姉ちゃんじゃないよ?
レ「そろそろ行きましょうか、Aさん。」
『うん。』
レ「何買います?」
『これからの季節に合いそうな、ガラス球のピアスかな。』
レ「似合いそう。お揃い、買ってもいいですか?」
『レオ君も似合いそうだね。』
282人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:薫 | 作成日時:2017年10月29日 0時