シリーズ最初から読む | 作品のシリーズ [完結]
それは大げさに言えば生きていく上での心強い支えとなった。オレを、肯定してもらえた。
それくらい、オレは孤独だった。
まだ俺を不安げに見つめているケンジから目をそらす。
頼む。
ずるい俺を見ないでくれ。
「どうなったとしてもわたしは隆くんのこと、好きでいようと思います」
「…愛してる。結婚しよう。オレの奥さんになってください。そしてたくさん子供を産んで、たくさんけんかして、たくさん笑って、いつか年をとって死んでいくぼくを看取ってください」
許さない。あの女、絶対オレのものにしてやる。
そうじゃなきゃ…めちゃめちゃにしてやる。
直ちゃんがぽふんとオレのあぐらをかいた足に頭を載せて目を閉じる。ムリ、ともう一度小さくつぶやくその目尻から涙がこぼれ落ちて、オレは切なくて、どうしたらいいかわからなくて、そのやわらかいウェーブのかかった茶色い髪をそっと、そっとなでた。
「ええよ。参戦したらええ…。オレ、応援するから…」
こんな情けない男に隆二を変えたあのひとが心の底から憎かった。
そこまで隆二に想われるあのひとが心の底からうらやましかった。
「ごめんな、葉月。オレ、彼女以外の女はもう考えられない」執筆状態:続編あり(完結)
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happysmile2015(プロフ) - nnさん» ログインしてメッセージで18歳以上か教えていただければすぐ送ります♪ (2016年3月3日 2時) (レス) id: 8223f15bbd (このIDを非表示/違反報告)
nn - 良かったです!パスワード教えていただきたいです! (2016年3月3日 2時) (レス) id: 26112376d2 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - みーぽよさん» うわっ! おみせんを生み出したわたしが張り手で往復ビンタされるのでは!? うわわわっ! 続きを頑張って書いてるのでどうか許してねー(ー ー;) (2016年2月6日 23時) (レス) id: 0f83ec1422 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - otonさん» 読み続けてくれてありがとう! 嬉しいな。更新頑張ります! 今夜したかったけど、お酒入ってるのでやめときます。ろくなことないよね、こういうときは。近々に更新しまーす♪ (2016年2月6日 23時) (レス) id: 0f83ec1422 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽよ(プロフ) - happysmile2015さん» 透子も透子で、家まで来るとかすごいこんじょうすごい根性してんなぁ、、とか思うけど、、!なによりおみせんっっ!私が飛んで行って張り手で往復ビンタするぞっ。 (2016年2月6日 17時) (レス) id: 16103c709d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:happysmile2015 | 作成日時:2016年1月27日 16時