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dash24 ページ24

☆隆二’s eyes☆


思いもかけないラッキーだった。


Aがオレと腕をくんで歩いている。…けがしたから、だけど。


オレたちの身体が触れたのは頭をぽんとなでたときだけだったのに、ものすごい進歩だ。

そう、オレたちは一歩一歩でいいんだ。


Aが小さな声で言った。


A「すみません…」

隆二「いいんだよ。ケガがたいしたことなくてよかった」

A「はい…。あの、それだけじゃなくて昨日のファミレスのこと…」

隆二「…臣、話したんだ? なにも言うなってあれほど言ったのに。あいつ酔っぱらってたからな」


そう言ってAをみると、いつもと比べてものすごい近くに顔があって、オレはうろたえた。


A「あの、あれは勉強を教えてただけなんです。。あのあの、陸上部とサッカー部は交代で部活をやるので、ボールが転がって、高校選抜で、えっと部室のところで、でもLINEの返事はほとんどしてないし。ただ大学にあがれるか危ういって言ってて、あ、わたしも去年部活やってて同じだったし…」

隆二「ごめん、話が混乱してて全くわかんないんだけど」


言いながらも、Aの話し方でこれは問題ないなと判断した。


隆二「でもいいよ、わかった。男の人と話すのが苦手だったAが、勉強を教えてあげようと思えたのは大きな成長なんじゃない? オレ、純粋にうれしいよ」

高校生とは一味違う、大人の余裕をみせないと。


Aがオレをみて、ぱっと明るい笑顔を浮かべた。


A「ありがとう隆二さん」

隆二「…もう一回呼んで」

A「…恥ずかしいですダメです」

隆二「あー幸せだなー。連休後も部活がしばらくできないとなると、たくさんデートできるじゃん。超うれし〜。今日、一緒にごはん食べて帰ろうよ? ね?」



オレはうきうきしていた。




Aとは同じクラスだけど、すべて同じ授業というわけではない。今日はひとつも同じ授業がない日だった。


Aの1限の教室まで送って、続きはLINEでやりとりすることにした。



知らない女子たちがオレたちをみて、かたまって「登坂くんの…」とコソコソと話しているのが聞こえたが、無視した。


ブスに限ってコソコソやるんだよな。むかつく。

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happysmile2015(プロフ) - みちゅさん» キュンキュンレポート(笑)ありがとう! ここから臣くん、エンジンかかりますのでよろしくね♪ぜひまた感想聞きたいです。ありがとう☆ (2015年7月5日 7時) (レス) id: f29149646d (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 冷静な臣君、冷静でいられない臣君。どっちにもキュンキュンです!! 2もすぐ読みます! (2015年7月5日 2時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
莉沙(。・`ω・´)(プロフ) - はい!応援してます! (2015年7月4日 1時) (レス) id: 4409ca6c3d (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - 莉沙(。・`ω・´)さん» わーい、ありがとう! がんばるー! (2015年7月4日 0時) (レス) id: f29149646d (このIDを非表示/違反報告)
莉沙(。・`ω・´)(プロフ) - この小説大好きです!これからも頑張って下さい!! (2015年7月4日 0時) (レス) id: 4409ca6c3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:happysmile2015 | 作成日時:2015年6月29日 10時

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