《3》トリップしても普通に生きたい！！《3》

よくあるやつだし、よくみるやつ！！ ページ5

退院しました☆


え？早い？
小説の力だよ？？つまんないでしょ？？


まぁそういうわけで全回復してぴんっぴんなので
公安に出庁しました。えらくない！？


零さんにも会いたいっていうのもあるけど
なんか顔出さないとやばい気がして！！



『…なに、あれ？』



やばい予感、的中。



「降谷さん、コーヒーどうぞ」


「降谷さんこの資料確認お願いしてもいいですかぁ？」


「降谷さんなにかやることありますか？」


「降谷さん、」「降谷さぁん」



周りに女子が群がりすぎでは？？？？



『いや、まぁわかるよその気持ちは
純黒の悪夢でかっこいいところ多かったしね？


なんならずっと前からかっこよかったけどさ？？？』



私の退院日にお迎え来てくれないのに
ここで女子に囲まれてるって何事ですか零さん



風見「相川さん、退院おめでとうございます」


『風見さぁん！私の味方はもうあなただけです！！
風見さんも怪我は大丈夫ですか！？』


風見「自分は軽症だったので、
相川さんが無事で何よりでした。」


『風見さん、あれどうにかならないんですか

威厳ある公安のオフィスが
どこぞの底辺会社みたいなことになってるんですが』


というか私が来たこと
零さん気づいていないし！！


まぁたしかに？？


ここだと付き合ってることなんて公開できないし？？
しょうがないと思いますが？？？



風見「いつものことですよ、
相川さんもそのうち慣れます」


『(慣れてたまるかぁ！！！)』


苛立ちを覚えながら自分のデスクに座る


この感じも久しぶりだ。
まぁ目の前にはやり残した書類たちがたくさんあるんだけどね



『はぁ、』



イケメンの恋人ってやっぱりこういう思いするのね…



「相川さん、」


『はい？』


「退院おめでとうございます！
あの、これほんの少しですが御祝品です」


「自分も、これ受け取ってください！」


「おめでとうございます！」



次から次へと御祝品を渡してきてくれる
公安ボーイたち。


なんだ！？ついにモテ期！？



『あ、ありがとうございます…』


「自分、感動しました！！」


「自分の命を犠牲にしてまで観覧車を止めたあのとき！！」


「すっげぇかっこよかったです！！」



あ、あ〜〜〜〜！なるほど！そういうことか！！！
私も英雄になったわけだね！？←



『いえいえそれほどでも…』



すぐ褒められるどうでもよくなっちゃうタイプだから
もう女子たちにイラつかない素敵！！！

怖い人だ…→←つまんない！！

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