トリップしても普通に生きたい！！

誰か落ち着き方を教えて下さい ページ7

あっという間にミルクティーを飲み干して
顔を上げると目の前には何故かダーリンが座っていた。



『Why are you here ?』
(何故ここにいるんですか？)



安室「Because there is a story for you.」
(あなたにお話があるからです)


歩美「わー！英語でしゃべってるよ！二人とも！」


光彦「かっこいいですねー！」


元太「何言ってるか全くわかんねぇぞ？」



お、落ち着けとりあえず脳内にトリプルフェイスを思い浮かべるんだ。


って違う！！これはいつもの落ち着き方！！
今！！目の前にいるのがトリプルフェイス！！！！


どうしようこれ以外に落ち着く方法とか考えたことない！！



安室「そんなに焦らないでください
言ったでしょう？僕はただあなたに話があるだけだと」


『す、すみません…あまりに美形な顔が目の前にあると思ったら
どうしても焦ってしまって…』


安室「照れますね」



思ってないでしょう。絶対。



『ところでお話ってなんですか？』


安室「僕もう上がりなんです」


『は、はぁ』



待て、嫌な予感がする。
いやいつもの私なら喜んでとか言いそうだけど
これから先ここで住むであろう私はとてつもなく嫌な予感がする。



安室「この後お暇でしたら出かけに行きませんか？」


歩美「デートのお誘いだー！！」


コナン「はは、」



こうなったのコナン君のせいでしょ。本当に。
頼むから第一印象で人を疑うのをやめてくれ！！！！


私！！とても！！良い人！！一般人！！
ちょっと安室さん過激派なだけであって！！！(大問題)



『うーん、この後ですか…？』



ちょっと悩んだふりを見せたら諦めてくれるとかないですよねぇ



安室「だめ、ですかね…？」



わんこハニトラにかかりました！！
なんてトラップだ！！！！



『行きましょう！！行かせてください！！』


安室「本当ですか！良かった
とてもうれしいです」



その笑顔、作り物でも幸せですわ。



安室「じゃあ僕車回してくるので
ちょっと待っててくださいね」



なんて人だ…時々、降谷さんが怖いです…



『ほろりと涙が出そう』


コナン「安室さんと出かけるなら僕も行きたいなー！！」


『小学生はもう帰る時間じゃないかなー？』



君が来ると私が車内で質問攻めにされることが確定するだろ
頼むからお帰り下さい死神様。



コナン「大丈夫！もう連絡しといたから！」


『い つ の 間 に』

まさかハニトラに三回もひっかかるとは。→←眼鏡の奥の瞳がとても怖いね。

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