トリップしても普通に生きたい！！

やばくないですか ページ45

そういうわけで毛利探偵事務所に来てみました。



ノックをして耳を澄ませれば
「はーい」という声とパタパタと駆け寄る足音が聞こえた



『この声蘭ちゃんじゃないな』



コナン「こごろーのおじさんなら今いないよ…
ってなんだA姉ちゃんか」



『やっぱり君かコナン君』



一体いつぶりなんだ。いや、何話ぶりだ(メタ)



『蘭ちゃんいる？』



コナン「今日午前中だけ学校だから
午後には帰ってくると思うぜ」



『そっかぁ、じゃあそれまでポアロで待ってようかな』



コナン「なんか用あんのか？」



『うーん、ちょっとね
帰ってきたら連絡して〜』



コナン「軽い奴だなぁ」



『コナン君にいわれたくありませ〜ん』



手をひらひらとさせてポアロに足を向ける



今日は降谷さんとしての仕事があるから
ポアロにはおそらくいないはず。



『でもあの人神出鬼没だからなぁ』



一階に降りてる途中に女性の黄色い声が聞こえた
しかも大量に。



『…ま、さか…』



少し足早にポアロへ入れば
そこには昨日まで一緒にご飯を食べたその人がそこにいた



『本当に神出鬼没だ…』



降谷さんだったり安室さんだったり…なんて大変な人だ



梓「あっ、Aさん！
いらっしゃいませ」



『梓さん、おはようございます
朝なのにすごい人気ですね。安室さん』



梓「大丈夫なんですか？Aさんは
彼氏のあーんなにちやほやされるところ見ちゃって」



『え、彼氏？
…あっ、そうですね。そんなに考えたことなかったです』



そうだ。私安室さんの彼女だったんだ()



梓「心広いんですね、Aさん
ていうか鈍感？」


『それ梓さんには言われたくないですね』



「きゃーっ、安室さんかっこいいですね！」


「注文お願いします！」



安室「今伺います」



『…(モヤ』



ハッ！！モヤってなんだ！！
確かに降谷さんは好きだけどなんていうかそのー


キャラクターとして好き…なんだぞ！！


確かにいきなり推しが目の前に現れたら
うわめっちゃ好きって思うけど…



『…まさか、そんな感情持っちゃダメ』



公安に特定の人はいらないし、
それに組織の潜入中には恋人なんて邪魔な存在



『って、これじゃあ私本当の恋人みたいじゃん』



だめだめ。これはだめ。いかんぞ私



『うぅ、すみません梓さん
ミルクティーいただけますか。ものすっごい甘めで』



疲れてるのかもしれないしね

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