ひとりじゃない 3 (ページ12)

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TH「なぜ黙ってるの？」

YG「急にどうしたんだ」

TH「答えてよアキラヌナを好きなんだよね」

YG「………好きだ大好きだよ」

TH「やっぱり……ヒョンはどうするの？
気持ち伝えるの？」

YG「あぁなにも言わないまま終わりたく
ないからな」

TH「ヒョン僕はみんなが幸せでいてほしい
アキラヌナのことで争ってほしくない

今日のホソギヒョン
ジニヒョンに敵意むき出しだった
あんなヒョン初めて見た

僕怖いんだ
これからどうなるんだろう

アキラヌナが傷つかないか？」

テヒョンはアキラを本当のヌナのように
慕っている
だからかアキラのことになると過剰に
心配することがある

今回のホソクは明らかにおかしかった
まるでジニヒョンに来て欲しくないかの
ように…………

それにしてもヒョン大丈夫だろうか？

『ジナ私メイクを辞めようかと思うの』

JN「どうして？」

『だって私がメイクだからジナは
私を好きになってくれないんだよね

……辞めたら私に振り向いてくれる
でしょう』

なんにもわかっていない
メイクヌナだから好きになれないじゃない
例え辞めようが好きにならない
気持ちが全くないんだ

JN「ヌナそういう問題ではないよ
辞めるなら辞めても構わない

でも僕がヌナを好きになることは
決してない

じゃ僕帰るから」

『待って ………好きな人でもいるの？』

JN「答える必要ないよね」

『………』

早くアキラちゃんのところに行かないと
逸る気持ちを抑え僕は病院へ向かった

ヌナに後をつけられるとは知らずに

コンコン

「はい ………ジンオッパ？」

JN「うん僕だよ
よくわかったね」

「なんとなく

オッパ今日は用事があったんじゃ」

JN「早く終えたから
アキラちゃんに会いたくて来たよ

みんなは？帰ったの？」

「さっき……帰りました」

「オッパどこにいますか？」

見えていないからか不安なんだろう

JN「ここにいるよ」

「あっ本当だ」

手をギュっと握ると安心したように微笑む
今すぐ抱きしめてあげたい
ホソクが脳裏を過ぎる

「オッパどうしました？
なにかあったんですか」

JN「アキラちゃん
少しの間抱きしめていいかな？」

「はいいいですよ」