10話 ページ10
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ちょっと目を離した隙に片付けを始めた重岡さん。
A「え、なにしてんの？」
重岡「見たらわかるやろ？片付け」
A「…なんで片付けしてるの？」
重岡「俺こんな部屋に滞在できひん、汚いの嫌やもん」
A「は、それなら帰ればいいじゃん」
重岡「そんな冷たいこと言わんといてーやー！
しげちゃん泣いちゃうぞ？このままだと泣いちゃうぞー？」
A「…うざ」
重岡「ていうか時間的にもう電車ないし帰られへん」
時計を確認すると、とっくに終電の時間は過ぎている。
A「え、じゃあ大ちゃんどうすんの？」
重岡「まさか野宿しろと？それは鬼やろ」
A「…もしかして…泊まるの？」
重岡「うん」
つまり…一晩同じ屋根の下？
もういい大人だよ？仮にも男女だよ？
…でもそれを言ったら相手は大ちゃんだよ？
女も男もないようなもんだよね…？
A「…じゃ、いっか」
男って言っても大ちゃんだしね。
重岡「…いや心の声全部漏れてたからな」
A「今更気にする関係でもないっしょ」
重岡「まぁ…確かにそうやんな」
そう言って片付けを続ける大ちゃんが掴んだのは床に落ちていた私の下着なんだけど…
重岡「…」
無表情のまま綺麗にたたんでクローゼットにしまってくれた。
…それはさすがに複雑だよ、私。
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ひのりーる(プロフ) - 一波さん» 前作、今作とコメントありがとうございます(泣)頑張ります^ ^ (2019年4月16日 23時) (
レス) id: 7a7ddd48ba (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - 更新分まで読み終わりましたー!この二人見てると微笑んでまいますね(^^)続き楽しみにしてます(^^) (2019年4月16日 2時) (レス) id: 9b260c34a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのりーる
| 作成日時：2019年4月14日 1時
