41話-嫉妬 ページ45
野坂「サッカーはまず」
Aはフィールの端で瞬木に教えている野坂を見ていた。
瞬木「サッカーって難しいな」
西蔭「・・・。」
A「・・・。」
野坂「でも、きみの足の速さは武器になるよ。」
瞬木「まあな」※瞬木はすでに心の闇はありません。
A「西蔭くんは円堂先輩やのりかちゃんと練習しないの？」
西蔭「今日は自主練だからな、野坂さんのそばにいる。」
A「西蔭くんて、本当に悠馬のことが大好きなんだね」
西蔭「ああ、俺はあの人に惚れているからな」
A「さすがだね、悠馬は」
その頃
瞬木「リフティングこんなもんでいいのか？」
野坂「・・・」
瞬木「おい、聞いてるのか？」
リフティングをやめて野坂に問い詰める瞬木
瞬木「野坂？」
野坂の視線の先には西蔭と楽しそうに話すAの姿
瞬木「そういや、お前ら付き合ってるんだってな
お前でも嫉妬するんだな」
野坂「僕だって人間だからね
彼女が他の男と話してたら嫉妬する」
瞬木「行けばいいだろ。あいつの所」
野坂「でも」
瞬木「他の奴に聞くからいい。」
野坂「ありがとう」
野坂はAと西蔭の元へ
西蔭「あ、野坂さん。
瞬木との練習は終えたんですか？」
野坂「うん。
それより西蔭」
野坂はAの腕を引いて自分の腕の中に閉じ込める
野坂「Aは僕のだから、西蔭にはあげないよ」
西蔭＆A「「え？」」
西蔭「嫌、取る気はありません。
その逆でこいつに野坂さんはあげるつもりはありませんけど」
野坂「全く、西蔭は過保護だね」
西蔭「野坂さんのことを尊敬しているからです。」
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作者名：ひばり x他2人 | 作成日時：2019年1月18日 17時
