稲妻学園〜青春を君と〜

9話-指導 ページ12

【2年A組】
壁山塀五郎
栗松鉄平
立向居勇気
少林寺歩
基山タツヤ
吉良ヒロト
霧野蘭丸
錦龍馬
倉間典人
浜野海士
西野空宵一
貴志部大河
黒裂真命
鉄角真
稲森明日人
日和正勝
奥入祐
岩戸高志
氷浦貴利名
西蔭政也
折緒冬輝
早乙女聖也
佐曽塚瑛士
谷崎義弥
草加玄
吹雪アツヤ

2年A組教室にて

‐霧野視点‐

5時間目が始まって、窓側の席の俺は外を眺めていた


外では、B組が体育をしていた

幼馴染の神童もいた

確か体育の担当は二階堂先生だったな

そういや、来週合同で試合するとか言っていたな

神童と試合をできるってことだな



俺はずっと外を見ていた


すると、ある女が気になった


あいつ


どこかで


去年クラス違ったけど…なんだか、知ってる



あとで、神童に聞いてみるか


と、俺はそこで外を見るのをやめた


授業聞かないと遅れるからな

‐霧野視点終‐

その頃外では

A「わっとと」

奥野「もっと、前見て」

A「うん」

サッカーを基本から教わっていた

雪村「ホントにそいつで大丈夫かよ」

万作「初心者だから仕方ないだろ」

A「足引っ張って…ごめん」

滝「ドリブルは前見てやんだよ

おい、俺を見てろよ」

滝はAにドリブルのお手本を見せる

A「ボールを蹴りながらあんな速く走れるなんて」

野坂「慣れればAちゃんにもできるよ」

A「ホント！？

私がんばる！」

野坂「うん、僕も手伝うよ」

滝「仕方ねえから、俺も手伝ってやる」

A「ありがとう」ﾆｺｯ

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