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冷たくない彼奴色。(中編) ページ15

小学校に入ってオレが高学年になる日。

「なぁなぁ!シンっ!!」
『ん、何?』
「その左目、見せてくれよ!」
『ん、…良いよ?』

オレは小学一年の時から感情で漢字が変わる左目を隠していて、別に周りの子は気にしていなかったのだが、今日初めて言われて。

少し恥ずかしいが、コイツは親友だし、良いと思って左目を隠してる物を取ったんだ。

_すると

「ッ!!うわ!!無いわ!!!」
『_え?』

「キモ…」「何コレ…!?」

周りがザワ付き始めたのだ。

何で?
どうして?
“トクベツ”じゃなかったの..?

…どうしてッ…!?

翌日、いつも通り左目を隠して登校した。

昨日は変な反応されたけど…

_大丈夫、だよね…?

ガラッ

『おは…』

「来んなよ化け物!」

「やだ〜来ないでくれない?」

『…は?』

オレを見る周りの視線が前とは激しく違ったのだ。

「てか誰お前?」

「それwwひどww」

「良いじゃん化け物なんだしww」

リーダーは…オレの親友。

ショックで言葉が出ない。

『…なんで?』

泣きそうになっている自分の右目を拭い、オレはランドセルを机に投げトイレに走った。


…次の日、また次の日といじめはエスカレートしていった。

それに気が付いたのか、姉ちゃんは両親に報告した。

両親はオレを慰めようとプレゼントを買いに行ったら事故死。

辛い。なんで?

最近では_もう、生きてる事が苦しくなっていった。

…いっそ……

『姉ちゃん、』

「ん?」

『…この村が滅びたら…この世界でオレ一人だけになったらどうなるの?』

「…分かんないかな!」

姉ちゃんは笑って答えた。

けど、

この一言で全て崩れるんだ_…

冷たくない彼奴色。(後編)→←冷たくない彼奴色。(前編)



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もちもふ - 神恵さん» わぁ、こんな駄作を…ありがとう((うん!!作ろうね! (2017年11月17日 18時) (レス) id: 7bb31eb156 (このIDを非表示/違反報告)
神恵 - わぁ、神小説じゃねぇか((またコラボ小説作ろうね(((((( (2017年11月17日 18時) (レス) id: 97530aef4e (このIDを非表示/違反報告)
もちもふ - 瑠璃眼空狐さん» わぁい。ありがとうなのだ(( (2017年11月6日 20時) (レス) id: 7bb31eb156 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃眼空狐(プロフ) - ふふふ……私もURL貼ったぞ (2017年11月6日 20時) (レス) id: a541e589bb (このIDを非表示/違反報告)
もちもふ - 瑠璃眼空狐さん» お前は兄弟組かよ←← ボス「………;」 (2017年11月5日 16時) (レス) id: 23f77b6448 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉乃松*もちもふ | 作成日時:2017年10月29日 14時

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