ネリア(ｵﾘｷｬﾗ)まとめ (ページ12)

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ｵﾊﾖｳ俺のｻﾖｳﾅﾗ(後編) ページ12

「坊っちゃん!!!」

＿次の日、執事が走って来た。
『!!』
その時に手紙が渡されて、俺に絶望が襲ってくる。
＿嘘だ！
俺は屋敷から走って行った。

□■□■□

目の前に大きなビルが見える。
俺は拳にぐ、と力を入れた。手に持った拳銃がｶﾀｶﾀと震えている。
「ん？何だ小僧……あぁ、」
俺が震えながら手紙を見せると門番(?)は俺を通した。
一歩、一歩と進むが部屋の前となると俺を動かそうとしない。
「お。来たのか？」
ﾋﾔｯと首筋に冷たい物が当てられる。
『ｯ!!』
思いきり振り向くと、相手の唇がゆっくりと動く。
「……萩太を殺したこと、怒ってんのか？」
そうして目に映る黒髪の茶色い目をした髪の毛を結んだ奴。
『…そうに決まってんだろ…ｯ』
俺がｷｯと睨むと、相手はﾌﾝと笑って此方を見下した。
「……おーいで、出来損ないｸﾝ♪」
周りの人が襲いかかってきた。

『…ｯ、ｾﾞｪ、ｯ』
もう目の前がｸﾗｸﾗしてる。命が尽きるのが実感出来る。
重い、重い……
ﾄﾞｻｯと、体が落ちた。

+-+-+-+-+

気が付いたら家に居た。頭や体には包帯が巻かれて。
＿俺、生きてたのか…
ボーッとして頭が廻らない。
ただ、解るのは"死"だった。
＿確かに、死だったんだ＿
　
その時、親友の顔が思い浮かんだ。
怒りと哀しみと悔しさが込み上げる。
＿早く彼奴を殺さないと！
俺はいつの間にかパソコンを開いていた。
ｶﾀｶﾀと恐ろしい文字が次々に打たれて行く。
引き金を初めて引いたあの感触が、人を殺めたあの感覚が、まだ残る。

その時、『マフィア』という文字が出てきた。
マフィアについて調べると、俺にも出来そうな気がした。

＿特訓開始。

＿あれから1年。俺はもう強くなってて、昔よりは体力が上がった気がする。
次は『幹部』集め。
副リーダーを見付ける為、俺は外国に出発した。
外国語なんてとっくに話せるし、大丈夫。

外国に行って二週間。
其所で血塗れの少年を見付けた。

俺はソイツにこう言ったんだ。

『＿家に来い、そして俺とマフィアを作らないか？』

俺の、俺だけの優しく哀しい物語。

NEXT⇒オレは彼奴の冷たくない手のひらに救われたんだ。

------------ｷﾘﾄﾘｾﾝ

…灰、やっと終わりました(笑)
ボスの過去物語です、ねくすとはちゃーんと続きます((
面白くなくてすみません()